ワールドカップ12大会取材のサッカージャーナリストのブログ
牛木素吉郎のビバ!スポーツ時評
南アフリカW杯 / 2010年06月13日
開幕前夜のパーティー
南ア・ワールドカップ旅日誌(7)
6月10日(木)
◇プロの指導で日本の味を提供
ワールドカップ開幕前夜に「ビバ!ハウス」で前夜祭のパーティーを開いた。「ビバ!ハウス」は、観戦に来た仲間たちと共同で借りたプレトリア市高級住宅地の邸宅である。
宿泊者が次つぎに加わって12人になり、邸宅のオーナーの家族や友人も招いて、総勢20人が参加した。
仲間の中に和食調理のシェフがいる。房州正臣さんである。その指導で2人が協力して料理を作った。一人は当てもなく世界各国を旅行中という若い女性の大内智子さん。もう一人は忍者の装束で人気を集めている本杉カメちゃんだ。オーナーのポウルさんのお嬢さんとその友達がキッチンに入って3人の仕事ぶりを珍しそうに見学していた。
◇白人の家族だけとの親善
仲間の一人が「すばらしい体験です。これまでもワールドカップのたびに、こういうことをしてきたのですか?」と聞いた。
前回ドイツ大会のときも、フランクフルトのペンションを借りて「ビバ!ハウス」を開設したのだが、オーナーと家族ぐるみの付き合いはしなかった。今回は、南アフリカの学校生活について訊いたり、日本のスポーツ事情を説明したり、お互いに話題を提供して、大いに国際親善に努めた。
しかし、白人の居住地域に住んで、白人の家族と交際して南アフリカを知ったことにはならない。サッカーを愛している大衆の大部分は貧しい黒人たちだからである。

キッチンで房州シェフ(左)の調理ぶりを見学するオーナーのお嬢さんと友だち。
6月10日(木)
◇プロの指導で日本の味を提供
ワールドカップ開幕前夜に「ビバ!ハウス」で前夜祭のパーティーを開いた。「ビバ!ハウス」は、観戦に来た仲間たちと共同で借りたプレトリア市高級住宅地の邸宅である。
宿泊者が次つぎに加わって12人になり、邸宅のオーナーの家族や友人も招いて、総勢20人が参加した。
仲間の中に和食調理のシェフがいる。房州正臣さんである。その指導で2人が協力して料理を作った。一人は当てもなく世界各国を旅行中という若い女性の大内智子さん。もう一人は忍者の装束で人気を集めている本杉カメちゃんだ。オーナーのポウルさんのお嬢さんとその友達がキッチンに入って3人の仕事ぶりを珍しそうに見学していた。
◇白人の家族だけとの親善
仲間の一人が「すばらしい体験です。これまでもワールドカップのたびに、こういうことをしてきたのですか?」と聞いた。
前回ドイツ大会のときも、フランクフルトのペンションを借りて「ビバ!ハウス」を開設したのだが、オーナーと家族ぐるみの付き合いはしなかった。今回は、南アフリカの学校生活について訊いたり、日本のスポーツ事情を説明したり、お互いに話題を提供して、大いに国際親善に努めた。
しかし、白人の居住地域に住んで、白人の家族と交際して南アフリカを知ったことにはならない。サッカーを愛している大衆の大部分は貧しい黒人たちだからである。

キッチンで房州シェフ(左)の調理ぶりを見学するオーナーのお嬢さんと友だち。
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