ワールドカップ12大会取材のサッカージャーナリストのブログ
牛木素吉郎のビバ!スポーツ時評
南アフリカW杯 / 2010年07月13日
延長の熱戦、スペインが初優勝
南ア・ワールドカップ旅日誌(33)
7月11日(日)
決勝戦 スペイン 1対0(延長) オランダ
(ヨハネスブルグ サッカーシティ)
◇観客専用列車で競技場へ
決勝戦。お偉方が来るため高速道路が閉鎖されるというので、プレトリアから列車 Metro Rail でサッカーシティまで行くことにした。決勝戦の切符を持っている人のための専用列車で無料、1時間余りということだった。午後4時8分発、試合は午後8時30分からなので、十分間に合う計算だった。
ところが、列車の出発が30分遅れ、さらに、あとわずかで競技場駅というところで停まったまま45分間も動かなかった。サッカーシティの駅のプラットフォームに人があふれているためという車内のアナウンスだった。サポーターが駅構内で気勢をあげているのではないか、と想像した。
競技場に着いたのが午後7時15分。午後6時30分に始まった閉会式には間に合わなかった。でも公共の乗り物を利用し、大会運営の一部を垣間見ることができた。
◇内容は60点、スリルは満点
決勝戦は好試合にはならなかった。1か月余の連戦の疲れと、優勝を目前にしてのプレッシャーのためだろう。パスにも、シュートにも、ミスが多かった。
両チーム合わせて14枚ものイエローカードが出た。オランダの守りのかなめ、ヘイティンハは延長後半になってから2枚目の警告で退場になった。その後、終了間際にスペインの決勝点が生まれたので、オランダは反則で自滅したようなものである。相手の突進を中盤のファウルで止めるのは、この大会で多くみられた。よくない傾向である。
スペインは優勢に攻めながら、枠を外したシュートが多かった。19本のうち13本が枠外である。内容としては60点の試合だった。
しかし、1点を争う緊迫した激闘だったのでスリルは満点だった。サポーターたちは、はらはら、どきどきし続けだっただろう。

列車で決勝戦へ。スペイン応援の地元のお嬢さんたちと。プレトリア駅で。
7月11日(日)
決勝戦 スペイン 1対0(延長) オランダ
(ヨハネスブルグ サッカーシティ)
◇観客専用列車で競技場へ
決勝戦。お偉方が来るため高速道路が閉鎖されるというので、プレトリアから列車 Metro Rail でサッカーシティまで行くことにした。決勝戦の切符を持っている人のための専用列車で無料、1時間余りということだった。午後4時8分発、試合は午後8時30分からなので、十分間に合う計算だった。
ところが、列車の出発が30分遅れ、さらに、あとわずかで競技場駅というところで停まったまま45分間も動かなかった。サッカーシティの駅のプラットフォームに人があふれているためという車内のアナウンスだった。サポーターが駅構内で気勢をあげているのではないか、と想像した。
競技場に着いたのが午後7時15分。午後6時30分に始まった閉会式には間に合わなかった。でも公共の乗り物を利用し、大会運営の一部を垣間見ることができた。
◇内容は60点、スリルは満点
決勝戦は好試合にはならなかった。1か月余の連戦の疲れと、優勝を目前にしてのプレッシャーのためだろう。パスにも、シュートにも、ミスが多かった。
両チーム合わせて14枚ものイエローカードが出た。オランダの守りのかなめ、ヘイティンハは延長後半になってから2枚目の警告で退場になった。その後、終了間際にスペインの決勝点が生まれたので、オランダは反則で自滅したようなものである。相手の突進を中盤のファウルで止めるのは、この大会で多くみられた。よくない傾向である。
スペインは優勢に攻めながら、枠を外したシュートが多かった。19本のうち13本が枠外である。内容としては60点の試合だった。
しかし、1点を争う緊迫した激闘だったのでスリルは満点だった。サポーターたちは、はらはら、どきどきし続けだっただろう。

列車で決勝戦へ。スペイン応援の地元のお嬢さんたちと。プレトリア駅で。
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