ワールドカップ12大会取材のサッカージャーナリストのブログ
牛木素吉郎のビバ!スポーツ時評
南アフリカW杯 / 2010年06月22日
審判の公開トレーニングを見る
南ア・ワールドカップ旅日誌(16)
6月21日(月)
H組 スペイン 2対0 ホンジュラス
(ヨハネスブルグ エリスパーク)
◇ブブゼラの騒音を流して練習
ワールドカップの審判員の公開トレーニングを見に行った。プレトリア郊外の高校のスポーツ施設。ビバ!ハウスから車で20分ほどだった。
サッカー場をゆったりとれる芝生のグラウンドが3面ある。高校がこんなにグラウンドを持っているとはうらやましい。世界各国から選ばれている審判団は3人1組で、全部で29組87人。ほかにバックアップ要員がいる。前日、当日、翌日の担当者を除く全員が、午前9時45分から正午までのトレーニングに参加していた。
2面のグラウンドを使い、1面は翌々日の担当者で主として体調調整。他の一面は実際の試合の場面を想定しての動きや判定の実戦的な練習だった。
実戦的な練習が始まると、スピーカーからブブゼラの騒音が流れた。南ア独特の応援ラッパである。競技場と同じ騒音のなかで練習しておこうというわけだ。
◇審判員たちの演技
ゴール前にクロスをあげ、敵味方がもみ合う。アシスタント・レフリーが3人いっしょに旗を持ってライン際を走る。オフサイドではないか、反則はないか、ゴールかどうかなどを、それぞれ判定して旗をあげる。
ゴール前でのもみ合いで、わざと相手を突き飛ばす。突き飛ばされたほうが大げさに倒れて、のたうちまわって見せる。主審がイエローカードを出す。一人が主審に詰め寄って抗議する。レッドカードが出る。選手が頭を抱えてグラウンドに、しゃがみ込む。みな審判員たちの演技である。なかなか楽しそうだ。
夜はヨハネスブルグのエリスパークでスペイン対ホンジュラスの試合を見る。主審は日本の西村雄一さん、副審は相良亨さんとマーレシアのモハメド・サレ―さん。なかなか、いい審判ぶりだった。

審判員の公開トレーニングを見る報道陣。上方にブブゼラの騒音を流すスピーカー。
6月21日(月)
H組 スペイン 2対0 ホンジュラス
(ヨハネスブルグ エリスパーク)
◇ブブゼラの騒音を流して練習
ワールドカップの審判員の公開トレーニングを見に行った。プレトリア郊外の高校のスポーツ施設。ビバ!ハウスから車で20分ほどだった。
サッカー場をゆったりとれる芝生のグラウンドが3面ある。高校がこんなにグラウンドを持っているとはうらやましい。世界各国から選ばれている審判団は3人1組で、全部で29組87人。ほかにバックアップ要員がいる。前日、当日、翌日の担当者を除く全員が、午前9時45分から正午までのトレーニングに参加していた。
2面のグラウンドを使い、1面は翌々日の担当者で主として体調調整。他の一面は実際の試合の場面を想定しての動きや判定の実戦的な練習だった。
実戦的な練習が始まると、スピーカーからブブゼラの騒音が流れた。南ア独特の応援ラッパである。競技場と同じ騒音のなかで練習しておこうというわけだ。
◇審判員たちの演技
ゴール前にクロスをあげ、敵味方がもみ合う。アシスタント・レフリーが3人いっしょに旗を持ってライン際を走る。オフサイドではないか、反則はないか、ゴールかどうかなどを、それぞれ判定して旗をあげる。
ゴール前でのもみ合いで、わざと相手を突き飛ばす。突き飛ばされたほうが大げさに倒れて、のたうちまわって見せる。主審がイエローカードを出す。一人が主審に詰め寄って抗議する。レッドカードが出る。選手が頭を抱えてグラウンドに、しゃがみ込む。みな審判員たちの演技である。なかなか楽しそうだ。
夜はヨハネスブルグのエリスパークでスペイン対ホンジュラスの試合を見る。主審は日本の西村雄一さん、副審は相良亨さんとマーレシアのモハメド・サレ―さん。なかなか、いい審判ぶりだった。

審判員の公開トレーニングを見る報道陣。上方にブブゼラの騒音を流すスピーカー。
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