南アフリカW杯 / 2010年07月10日


準決勝のための移動と宿泊


南ア・ワールドカップ旅日誌(30)
7月8日(木)
(ダーバン→プレトリア移動)

◇プレトリアの宿舎へ帰着
 準決勝2試合を見る旅を終え、ダーバンからヨハネスブルグに飛び、車で出迎えてもらってプレトリアの宿舎「ビバ!ハウス」に無事、帰着した。3泊4日の旅だったが、ファンフェストの会場を覗き、サポーターたちとともに観光に付き合うこともできてよかった。
 スタジアムとメディアセンターの中だけで過ごしていては、ワールドカップのごく一部しか見ていないことになる。選手やチームの戦いぶりがすべてではない。それを楽しむ世界の人々のお祭りとしてのワールドカップ、世界最大のイベントを開催・運営する地元の大衆の誇りと努力を多少でも垣間見ることができた。
 ダーバン空港ではダイヤが乱れ、軒並みに出発が遅延、欠航も出ていた。前日から混乱が続いているという。前夜の試合のために飛来したプライベート機のパイロットが管制官の指示に従わないで駐機したのが原因だと新聞が伝えている。

◇予約は困難、キャンセルは続出
 準決勝2試合は別の日に、別の都市で行われるため、2試合とも見ようと思うと宿泊と移動がたいへんである。今回は南部の海岸沿いのケープタウンとダーバンでの試合だった。
 どちらも世界有数の大きな港町でホテルも多いのだが、準決勝のカードが決まらないうちから自国の進出を期待して予約するサポーターが多く、敗退するとキャンセルするため、当日には予約できないのに当日には空室が出るという状態になる。
 また、今回は多くの人が航空機で移動するため航空便の事前確保も困難だったが、カードが決まるとキャンセルが出て、それがすぐ埋まるという状況になった。地元は最大限の努力をして、臨時便を増発したが、それが遅延などに輪をかけたかもしれない。
 準決勝を同じ日に2都市で行えば、サポーターもメディアも分散される。テレビにとっては具合が悪いが、そのほうが運営はスムーズになるのではないか?


ダーバン・スタジアム。古いラグビー場の隣に新設。

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