ワールドカップ12大会取材のサッカージャーナリストのブログ
牛木素吉郎のビバ!スポーツ時評
南アフリカW杯 / 2010年06月25日
ドイツの評価は高くないが・・・
南ア・ワールドカップ旅日誌(18)
6月23日(水)
D組 ドイツ 1対0 ガーナ
(ヨハネスブルグ サッカーシティ)
◇ファンゾーンを楽しむ
各競技会場に「ファンゾーン」が設けられている。協賛企業が開いているいろいろなコーナーで、試合前のひとときを楽しむことのできる一角である。
「ロナウドにチャレンジ」というのがあった。舞台の上にディフェンダーに見立てた人形が並べてあって「用意、どん」でその間をスラロームしてドリブルする。同時に舞台の奥で映像のロナウドもドリブルでスラロームする。どちらが早いか、という競争である。
ドイツ対ガーナの試合の前にサッカーシティ競技場でのぞいてみた。ソニーの出している「立体映像テレビ」が人気で行列ができていた。
4年前のドイツ大会で始まった「ファンフェスタ」は、今回も各地の会場都市で「ファンパーク」という名前で開かれている。違いは、ファンゾーンは試合を見に来た人たちだけが楽しめること、飲食の販売がないことである。
◇苦境を救ったエジルの一発
ドイツ対ガーナの試合は形勢まったく互角で、ガーナに絶好の得点機がなんどもあった。ガーナの守りは厚くて巧みだった。ドイツはガーナに敗れればもちろん、引き分けでも、ベスト16進出の望みを失うという立場だった。しかし後半15分、エジルの強烈なミドルシュート一発が苦境を救った。
スタンドの最上段、天井桟敷の記者席から見ていて好試合だと思った。ガーナは個人の能力が高く、攻めでは速いパスをつなぐ動きが巧みで鋭い。守りはジョン・メンザを中心に組織的である。ドイツは、苦しい状況にもくじけず、チャンスを的確に生かす伝統的な底力をみせた。これから調子をあげて、優勝争いに食い込むだろうと思った。
しかし、ライター仲間の評価は高くない。ブラジルやアルゼンチンの華麗なテクニックとアイデアと比べると不器用に見えるからだろう。それでも勝負に強いのがドイツである。
サッカーシティのファンゾーン。
6月23日(水)
D組 ドイツ 1対0 ガーナ
(ヨハネスブルグ サッカーシティ)
◇ファンゾーンを楽しむ
各競技会場に「ファンゾーン」が設けられている。協賛企業が開いているいろいろなコーナーで、試合前のひとときを楽しむことのできる一角である。
「ロナウドにチャレンジ」というのがあった。舞台の上にディフェンダーに見立てた人形が並べてあって「用意、どん」でその間をスラロームしてドリブルする。同時に舞台の奥で映像のロナウドもドリブルでスラロームする。どちらが早いか、という競争である。
ドイツ対ガーナの試合の前にサッカーシティ競技場でのぞいてみた。ソニーの出している「立体映像テレビ」が人気で行列ができていた。
4年前のドイツ大会で始まった「ファンフェスタ」は、今回も各地の会場都市で「ファンパーク」という名前で開かれている。違いは、ファンゾーンは試合を見に来た人たちだけが楽しめること、飲食の販売がないことである。
◇苦境を救ったエジルの一発
ドイツ対ガーナの試合は形勢まったく互角で、ガーナに絶好の得点機がなんどもあった。ガーナの守りは厚くて巧みだった。ドイツはガーナに敗れればもちろん、引き分けでも、ベスト16進出の望みを失うという立場だった。しかし後半15分、エジルの強烈なミドルシュート一発が苦境を救った。
スタンドの最上段、天井桟敷の記者席から見ていて好試合だと思った。ガーナは個人の能力が高く、攻めでは速いパスをつなぐ動きが巧みで鋭い。守りはジョン・メンザを中心に組織的である。ドイツは、苦しい状況にもくじけず、チャンスを的確に生かす伝統的な底力をみせた。これから調子をあげて、優勝争いに食い込むだろうと思った。
しかし、ライター仲間の評価は高くない。ブラジルやアルゼンチンの華麗なテクニックとアイデアと比べると不器用に見えるからだろう。それでも勝負に強いのがドイツである。
サッカーシティのファンゾーン。
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