囲碁電王戦

将棋の電王戦は、かなり盛り上がりましたね。
そして、コンピューターの実力は、
トップ棋士とほぼ互角のようです。

そして、コンピューターの次なる標的は、囲碁！
ゲームの中で一番難しいと言われる
囲碁がどこまで人間に近づいているのか？

第１回囲碁電王戦が間もなく開催されます。
今までは、ハンディありの対局でしたが
今回は、互先（ハンディなし）でガチンコ勝負！！！

張豊猷八段と平田智也三段が９路盤
日本トップアマの江村棋弘さんが13路盤
政治家の小沢一郎さんが19路盤で対局。

平田三段に少し話を聞いたところ、
直前に決まったので、あまり時間がないが
９路盤の研究をひたすらしてるそうです。

ちなみに、コンピューターソフトの
貸し出しは無いそうです。

コンピューターの弱点をどうこうより
まず９路盤の感覚に慣れるのが重要でしょうね。

ルールが同じとはいえ、19路盤と９路盤は全然違う。
強引にたとえるなら、サッカーを
テニスコートでやるようなもの。

９路盤なら、プロの対局例もそこそこあり
データも豊富なので、プロもかなり手こずりそう。

13路盤の江村さんは、確勝でしょう。
プロとトップアマの差は、あまりないですが
コンピューターは、碁盤が広くなり
かなり弱くなりそう。

19路盤の小沢さんは、苦戦を予想。
小沢さんは、プロに３子、
アマ６段ほどの実力があるそうです。

しかしながら正直、
プロと小沢さんの実力差も大きい。

コンピューターが正式な19路盤で
どの程度の実力なのか、注目してます。

９路盤対局が２月11日（火）、
13路盤、19路盤が２月16日（日）。
刺激的で興味深い対戦なので、
第２回、第３回と続けてほしいですね！

出場の打診があったらですか？
怖いので、断ります（たぶん）

昨日の対局。

名人リーグ・河野九段戦（黒）






黒１から黒３は、最近たまに見かける形。
続いて白Ａ、黒４、白Ｂが流行ってますが
白４と外してきた。
この形は、なんだっけ？？？





黒１，３から、黒５と大人しく渡ったのですが
白８まで形を整えられては、失敗。
黒の形が低すぎます。






黒１，３は当然として、黒５から７と
強く打たなければいけなかった。
白22までは、相場。

この図は、黒Ａが凝っていて、
白Ｂが良い位置にいるかと思って
断念したのですが、やはり
黒９の姿が美しい！！！


この後、苦しい形勢が続きましたが
最後はなんとか勝ち。

名人リーグは、２勝１敗と白星先行。
引き続き、頑張ります！！！

明日は対局。

今年は、本を読む！！！と
宣言してから、一か月。
読んだ本は、たった一冊。。。。
これでは、一年に12冊しか読めない(-_-;)

一か月かけて熟読した本は、「永遠の０」。
著者の百田 尚樹さんは、囲碁愛好家だとか。
「永遠の０」にも、囲碁の話が少し出てきました。

読みながら、いろいろな事を考え
より知りたくて、いろいろな事を調べては、
そしてまた、いろいろな事を
考えさせられた本でした。

師匠の藤沢秀行先生が、よく仰っていた言葉
「お前ら『碁が打てる』そのことだけで幸せなんだぞ」

本を読みながら、何度も
師匠の言葉が頭をよぎりました。


明日は、第39期名人戦挑戦者決定リーグ戦
河野臨九段との対局です。
対局できるのは、幸せなことです。
精一杯、頑張ります！！！

球春到来

プロ野球もいよいよキャンプイン！！！
シーズン開始は、３月末ですが
それまで、キャンプでいかに練習できるかが
シーズンの成績に影響するそうです。

試合が近づいて、ジタバタしても仕方がない！
このあたりは、碁も同じですね。

さて、今年の千葉ロッテマリーンズ、
例年は、最下位候補筆頭なのに
今年の前評判は、やけに良い！！！
その主だった理由は・・・・・




ＦＡで西武から、涌井投手を獲得して
ドラフトで即戦力投手を獲得！
だけではなく・・・・・・












昨年日本一の楽天、田中将大投手（24勝０敗）
の穴が大きく（ヤンキースに移籍しましたね）
ロッテにもチャンスがある！との理由だと思われます。

確かに、パ・リーグは（？）どこが優勝しても
不思議ではないほど、戦力が拮抗している。
（ソフトバンクの大型補強は気になりますが）

今年は、夢は大きく約40年ぶりのリーグ優勝を！！！
個人的には、２年目の川満投手と加藤外野手の
飛躍に期待しています！！！