堀越 信司 選手
先天性の網膜芽細胞腫により、右眼は義眼、左眼の視力は0.03ほど。
小学生のときはスイミングスクールに通っていたが、
2000年のシドニーオリンピックでの陸上競技選手の活躍に感化され、
陸上競技の道へ。
進学した筑波大学附属盲学校(現・筑波大学附属視覚特別支援学校)では陸上部の長距離部員となり、
2008年には北京パラリンピック(5000m)に出場。
2012年のロンドンパラリンピック出場を前に実業団陸上チームに入り、
走力に磨きをかける。
その後、マラソンに軸足を移し、東京2020パラリンピックでは悲願のメダルを獲得した
ブラインドマラソンだけにとどまらず、健常者の大会での活躍も視野に入れながら練習を続けている。