昨日は議会運営委員会の視察で福井県小浜市議会の視察に議長と共に同行させていただきました。
福井までノートパソコンを持って行ったのですが、宿泊の部屋にはネット環境がなく昨晩はブログ更新ができませんでした。
それぞれの議会にはさまざまな工夫があることがよくわかりました。
一般質問の前に委員会審査日程を先にもってきたり、予算決算常任委員会を設置されていたり、委員会審査に自由討議を導入したりと議会改革をかなり実施されています。
また、テーマを設けて市民との意見交換会や議会報告会も行われています。
平成22年度以降議会報告会に先立ち、議会としての意見集約に向け、市民意識の大要を把握するとともに、報告会の運営トレーニングも兼ねて実施されたそうです。
議会報告会実施に当っては、東京財団等で研修を受け、議会報告会のチラシを作って
~市民と語る会~の副題を付けて議会報告会を実施されています。
最初は議会に物申す、クレームや非難が多いですよと研修時に言われたそうですが、市民の皆さんにもっと議会の事を知ってほしくていろいろと改革を進められています。
また、議場設備の改修が必要になった折に電子採決システムを導入されたそうです。
平成22年5月から広報委員会で調査を開始し、その調査結果をもとに議長等により議会改革の観点から電子採決についても導入を検討。
小浜市はわが見附市と同様、平成の合併はせずに自律の道を歩んでいます。
人口31,501人(平成24年4月1日現在)その中にあって議員定数は18名・議会事務局職員は定例数の5名。
予算決算常任委員会を含め3つの常任委員会を持っています。
そして、議会基本条例については平成23年6月定例会で特別委員会を設置し、研修会や講演会で議員の意識醸成をし、ワーキンググループを設置して本格的に策定作業に着手・・平成24年10月に素案を全員協議会で報告し、11月からパブコメを取って、今年の12月議会に上程の予定だそうです。
見附市議会は議会基本条例にはこだわらず、やれるところからやるということで先般2つのワーキングティームを立ち上げました。
1つのWTは活発に動いているようですが、もう一方はなかなか座長からの召集がかかりません。
小浜市議会を視察させていただいて一歩も二歩も前を行っているように感じました。
この度の視察では、10年以上のベテラン議会事務局職員の方からパワーポイントを使ってわかりやすくご説明いただき、また議長さんからは視察最後までご同席いただき、議場の説明もしていただき、大変お世話になりました。
良い刺激を受けて戻ってきました。
見附市議会も前進しなくては・・・