イソジンのひとりごと

普段の生活の中で気になること、どうでもいいことを誰にと言うわけでもなくお届けします。

精一杯背伸びして

2013-02-12 22:48:33 | Weblog

2013/2/12(mon)

本日の名言は・・・
2度目の登場かもしれませんが、セコム創業者の飯田亮氏による名言です。

「失敗したときのことを考えていない経営者は
〝間抜け〟と称されても仕方ないでしょう」

まさに経営者としての資質を問われる言葉ですね。
イケイケドンドンの良くありがちな営業会社では、行き当たりばったりな経営者が多く見受けられます。
かつては(と言ってもそれほど詳しくは知りませんが・・・)イソジンさんの務めている会社もそうだったようです。
入社した頃(8年ちょっと前)は、しょっちゅう方向性が変わっていたような気が今思うとあります。

しかし、経営者たるもの会社の方向性を指し示すとともに社員とその家族さらに言えば、顧客、株主、取引先といったステークホルダーも巻き込んで歩んでいることを忘れてはいけません。
となると、ちょっとでも会社が思わぬ方向へ向かおうとしたときなんて大変です。

ましてや失敗なんてしようものならそれらステークホルダーから何を言われるかわかりません。
かなりの覚悟をもって臨まなくてはならないのです。
だから、イザというときの策をいくつか必ず用意しておかなくてはならないのです。

転ばぬ先の杖ではないですが、そこまでして初めて思いきった舵取りができるというのでしょう。
場合によっては自身で策を考えなくてもいいのです。
ナンバー2を育てることによって、尻拭いを任せてしまうこともありでしょう。
その場合は、自身が先頭を切って思い切った経営を行い、その代わりナンバー2には細かいことまで気の利くスーパーサブを用意することが条件ですが。

誰しも必ず失敗はするものです。でも、その失敗の仕方によってもその先の挽回策というものがあります。
いかに最小限の損害で済ませるかということまでしっかりと考えておかなくてはならないのです。
失敗を恐れて行動することもできませんが、そのときにどう対処するのか考えるのも同時に必要なのです。