『メガロポリス』 2024年、アメリカ、2時間18分。を観た。
近未来、アメリカの大都市ニューローマ。新たな都市開発計画を巡って計画局局長カサエルとキケロ市長は対立していた。分断した社会を憂い理想の未来を語るカサエルにキケロの娘ジュリアは惹かれていく。
自らが開発しノーベル賞を受賞した夢の新素材メガロンで理想郷を創り上げようとするカサエルはその後ろ楯となっている伯父で銀行家クラッスス3世の後継者争いにも巻き込まれていく。
アメリカでの興業は大失敗とも言え、評価的にも良く言って問題作とされる作品。
2000年代以降のコッポラ監督作品は観てないのも有るけど小ぢんまりとして目立たない作品だったと思う。それがここに来て80歳を過ぎてから大作映画を作り上げて、それが良くも悪くも話題を集めたのが凄い。
カサエルが謳った理想の世界はコッポラ監督の理想でもあるのだろう。今のハリウッド映画の大作映画で監督自らの理想を高々と謳い上げられる作品がどれだけ有るかと言えばそんなには無いと思う。映画を作るのであれば理想を語り、そして芸術としても素晴らしい映画に全てを捧げる覚悟を持て。というこれからの映画界へのコッポラ監督のメッセージなのだろうと思う。
そのメッセージには感銘を受けるが映画としてもうちょっと分かりやすくて面白かったら良かったなと思う。ローマ帝国の歴史が下敷きになっていて、芸術作品の鑑賞には教養が必要という事なんだろうけど。
プロモーション等も含めてコッポラ一家総出な所もある。ソフィア・コッポラも何らかの形で関わっているんだと思う。ニコラス・ケイジはどうなんだろう?。もしかしたらカサエル役にはニコラス・ケイジも考えたりしたのだろうか。年齢的にはちょっと合わないのかもしれない。なんだかんだいってニコラス・ケイジも還暦だし。赤いちゃんちゃんこは着たんだろうか?
近未来、アメリカの大都市ニューローマ。新たな都市開発計画を巡って計画局局長カサエルとキケロ市長は対立していた。分断した社会を憂い理想の未来を語るカサエルにキケロの娘ジュリアは惹かれていく。
自らが開発しノーベル賞を受賞した夢の新素材メガロンで理想郷を創り上げようとするカサエルはその後ろ楯となっている伯父で銀行家クラッスス3世の後継者争いにも巻き込まれていく。
アメリカでの興業は大失敗とも言え、評価的にも良く言って問題作とされる作品。
2000年代以降のコッポラ監督作品は観てないのも有るけど小ぢんまりとして目立たない作品だったと思う。それがここに来て80歳を過ぎてから大作映画を作り上げて、それが良くも悪くも話題を集めたのが凄い。
カサエルが謳った理想の世界はコッポラ監督の理想でもあるのだろう。今のハリウッド映画の大作映画で監督自らの理想を高々と謳い上げられる作品がどれだけ有るかと言えばそんなには無いと思う。映画を作るのであれば理想を語り、そして芸術としても素晴らしい映画に全てを捧げる覚悟を持て。というこれからの映画界へのコッポラ監督のメッセージなのだろうと思う。
そのメッセージには感銘を受けるが映画としてもうちょっと分かりやすくて面白かったら良かったなと思う。ローマ帝国の歴史が下敷きになっていて、芸術作品の鑑賞には教養が必要という事なんだろうけど。
プロモーション等も含めてコッポラ一家総出な所もある。ソフィア・コッポラも何らかの形で関わっているんだと思う。ニコラス・ケイジはどうなんだろう?。もしかしたらカサエル役にはニコラス・ケイジも考えたりしたのだろうか。年齢的にはちょっと合わないのかもしれない。なんだかんだいってニコラス・ケイジも還暦だし。赤いちゃんちゃんこは着たんだろうか?