KAORU♪の「気ままなダイアリー」

KAORU♪が見つけたステキな風景、出会ったおもしろいできごと、おいしい料理などを“気が向いた時”にご紹介します。

★Monthlyメッセージ 3月【弥生】

2013年03月01日 | マンスリーメッセージ
↑北九州から羽田に向かう夕暮れの空。
        太陽の残光の真上に細い三日月が輝いていた。


その月に必要なメッセージをお届けします。
2013年3月をより快適に過ごすための
ヒントにして下さいね♪

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今月のキーワードは「依代(よりしろ)」

スイッチをいれると今回はなぜか
「祭礼」とか「幸い(さきわい)」とか
お神社などで使うような、神道の言葉なのだろうか、
そんな系統の言葉が浮かんできた。

依代(よりしろ)とは、
たとえばお正月のときに年神さまが
家の中に入って来て下さるように目印として
“門松”を家の前に置き、そこに宿って迎え入れる
もののことをそう呼んでいる。

その他に、“岩”だったり“ご神木”“鏡”
“お神輿”や“神楽”など(“横綱”も依代なのだそう)
マナ(外来魂)が宿るための媒体としての存在をさす。

そういった意味では森羅万象すべてが依代なのだという。


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日本には古来から森羅万象のものに対し
神や魂が宿るというアニミズム的な考え方があり

多くのものや事柄に対し「畏怖や畏敬の念を抱く」という
考え方や

物に対する感謝や、物を大切する
大事に使う・大切に丁寧に利用したり
感謝の気持ちで食べたりという考えに基いて
様々なものを依代として祀ってきた。



今月は、
いま一度その“大いなるすべての存在”に対して
敬意を表して感謝の気持ちを新たにしていくことが
次なるステップに進むための
大きなチカラとなっていく。


生きていく上で
人間の力ではどうにもならない問題や、

この先どうしていいのか皆目検討もつかない
事象に途方に暮れてしまったり、

頭では理解していても、行動に移せなくて
事態が膠着していることや

何度もおんなじパターンを繰り返しているのに
またもやそのループに迷い込んでしまったりして


立ち止まったり、停滞したり、
時に目をつぶり耳をふさぎ、
すべてを投げ出したりしたくなるような感覚に
襲われることもある。


「神も仏もあるものか」というフレーズは

その依代を見失ったとき、
ココロにぽっかりと穴が空いてしまったときに

思わず湧き上がってきてしまうのかもしれない。


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けれど、

私たちはみな自然の、地球の、宇宙の
愛すべき存在のひとつであり、

いつでも、たとえどんなときでも
どんな状況にあったとしていも

ちゃんと見守られている。


そして、

愛されている。



古来の人々が感じていたように
森羅万象すべてに宿るマナは

ずっと昔から、今も、今この瞬間も
未来へも変わることがないだろう。



それは、

自分自身にも宿っている。



春の息吹が目覚める3月、弥生のころ。
眠っていたものが動き出す気配。

今月はまず、時空を超越するような
とにかく果てしなく大きなスケールに

思いを馳せ、畏敬の念を感謝の気持ちを
捧げていこう。



そんな気持ちをしっかりと持っていれば

これから始める新しいことも、
今悩んでいることも、
もうあきらめてしまっていたことも、

きっとすべてが
いい方向へと計らわれていくのだと思う。












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