脱サラして一人親方になりました

脱サラして独立。我が道を行く男の独り言

経営を考える④

2011年01月03日 | 経営
『知人の会社から仕事をもらえるから』という理由で独立した人がいたのですが、僅か3ヶ月で廃業してしまいました。

その知人・・・・わかりにくいですね。名前を決めましょう。

私の知人=Kさん
Kさんの知人の会社=S社

Kさんは塗装職人でした。
S社の社長とKさんは呑み友達で、とある時、S社から「優先的に仕事を回しても良いよ」と言われたのをキッカケに、Kさんは勤め先のリフォーム屋を辞めて独立しました。

しかし、現実はそれほど簡単な事ではなく、たしかに優先的に仕事は来るようでしたが、物量が少なく、とても食べていける量では無かったそうです。

仕方なく、元の勤め先のリフォーム屋さんに声を掛けたようでしたが、辞め方が悪かったようで、ほぼ門前払いの状態でした。

慌てて飛び込み営業をしたりもしたそうでしたが、なかなか成果が出ないまま、自分が食べるのも苦しくなり、アルバイトを開始。そのまま廃業。


将来設計をせずに独立した結果だと思います。


だれもが、最初から充分な売上を確保できるとは限りません。

ですから、初期の苦しい時期を乗り切る貯金と、どうやって、その時期を乗り切っていくかの作戦が必要だと思います。

今、振り返ると、私も最初は悲惨でした。
あの状態がもう少し続いたとしたら、クビを吊っていたかもしれません。

一応、作戦も色々用意していましたし、それなりに蓄えもありましたから、3ヶ月で廃業! というのは無いですけどね。
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