ほぼ日刊おつかれさ馬Times
~JRA登録抹消馬をメインに引退競走馬たちの情報を綴っています~
 



登録抹消馬に追加がありました。


7月18日 2頭追加(計4頭)

★ピュアステップ
 父グラスワンダー・母フェアリーステップ
 2008/04/05 グリーンヒルスタッド生産
 牝2歳 鹿毛 水野貴広厩舎(美浦)
 生涯成績 0-0-0-1
 ラストレース
  2010/07/18
  2回函館2日目4R
  新馬戦 (競走中止)
 ※JRA発表によると
  「他の馬に関係なく馬体に故障を発症したため、
   4コーナーで競走を中止。
   左第1指骨粉砕骨折により予後不良」とのことです。

★カノヤザクラ
 父サクラバクシンオー・母ウッドマンズシック
 2004/03/31 浜本牧場生産
 牝6歳 栗毛 橋口弘次厩舎(栗東)
 生涯成績 6-2-4-15
 ラストレース
  2010/07/18
  2回新潟2日目11R
  アイビスサマーダッシュ(GIII) 10着
 主な成績
  07 ファルコンS(GIII) 2着
     セントウルS(GII) 2着
     京阪杯(GIII) 3着
  08 アイビスSD(GIII) 1着
     セントウルS(GII) 1着
  09 アイビスSD(GIII) 1着
     北九州記念(GIII) 3着
     スプリンターズ(GI) 3着
  10 阪神牝馬S(GII) 3着
 ※JRA発表によると
  「左第1指関節脱臼を発症し、予後不良」
  とのことです。
  ゴール直後に小牧太騎手が下馬した映像を観て
  心配していましたが、最悪の結果となってしまいました。
  57キロを背負ってのスプリント戦・・・
  牧場に帰ってお母さんになることができなかったことが
  本当に残念で悲しい気持ちでいっぱいです。

 そして、また悲しいお知らせがありました。
 98年のフェブラリーS(GI)、中山記念(GIII)を勝った
 グルメフロンティアが7月17日(土)、病気のため
 死亡したとのことです。
 04年に種牡馬を引退してからは千葉県芝山町の
 オリンピッククラブ宝馬乗馬学校で乗馬として余生を
 送っていたグルメフロンティア。
 持病の腰痛が悪化して起立不全となった為とのこと
 ですが、まだ18歳。
 もっともっと長生きして欲しかったです。

 また、昨年10月に久しぶりの再会となり、このブログでも
 紹介したテネシーガールも星になってしまいました。
 「競走馬のふるさと案内所」のホームページの
 「馬産地コラム(今年3月16日の記事)」で
 蹄葉炎を患っている以外は元気にしていると書かれて
 いましたが、残念なことに予後不良となってしまった
 そうです。 享年13歳でした。
 ここのところ、かつて重賞戦線を賑わせた優駿たちの
 訃報が続いて悲しい気持ちでいっぱいですが
 彼、彼女達がくれた感動に心から感謝したいと思います。
 ☆になったお馬さん達、今まで本当におつかれさまでした。
 どうか安らかに眠ってください。
 R.I.P...

  
※7月16日から7月22日までの
  登録抹消馬の行先を追記しました。


がんばったお馬さんたちを応援したい!
たくさんの人に見てほしいから・・・
ポチッとおひとつ、応援よろしくお願いします。
  
   



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コメント
 
 
 
テネシーガールよ永遠に… (らすかる)
2010-07-27 01:18:06
こんばんは。

テネシーガール、最期まで頑張ったのでしょうね。
眩しい栗毛の健気な美少女…。
そんな思い出を残して、彼女は旅立ってしまいました。
ぼぼぼさんも、さぞかし気をお落としのことでしょう。
私もぼぼぼさんには、ずいぶん励ましたり慰められたり
して頂きましたので、謹んで哀悼の意を表します。
そして、どうぞ、元気を出して下さい、と申し上げます。

メジロイーグルのように、蹄葉炎を克服した馬もいましたが、
テンポイントも、トウショウボーイも、ミスターシービーも、
最後はこれが命取りになりました。
誰か、何とかしてください!と叫びたい気分です。
馬を助けられるのは、地上では人間しかいないのですから…。

これまで頑張ったご褒美に、空の上では思う存分
走らせてあげたいですね。

テネシーガールよ、永遠に…。
 
 
 
Re: テネシーガールよ永遠に… (ぼぼぼ@管理人)
2010-07-27 20:53:16
らすかるさん、こんばんわ。

優しいお言葉ありがとうございます。
テネシーは賢そうで優しい目をした本当にきれいな
お馬さんでした。
そして昨年会った時には、現役時代の快速ぶりや名前から連想する
印象とは違っておっとりしたお嬢さんという感じがしました。
サラブレッドにとっては命取りになる病とはわかっていても
克服して元気でいる馬もいるので、テネシーもそうなって欲しい
「今がずっと続いて欲しい」と思っていましたが、
彼女にとっては常に痛みを抱えた辛い日々であったのでしょう。
最後の日々は舎飼いになっていたそうですが、
それまではお天気がよくて体調もよさそうな日は放牧してもらったり
牧場の方々に本当に大切にされていたようです。
痛みがありながらもあんなに穏やかな表情をしていたのも
彼女が幸せに暮らしていた証だと思います。
これからはテネシーの遺児(テネシーの子は全部女のこ!)
となったエーシントゥルボー、そして入厩を控えているエーシンメンフィスに
おかあさんの分もずっと元気で長生きして欲しいです。

そんなこんなを書いていたら、今度はテネシーと同期の
ヤマカツスズランの訃報が届きました。
本当に悲しいことばかり・・・
彼女達を忘れずに、語り継いでいくことが供養になるのかな
とも思います。
ヤマカツスズランのご冥福をお祈りいたします。
 
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