コメント
 
 
 
テネシーガールとイコピコ (らすかる)
2011-06-27 02:40:19
こんばんは。

昨日は宝塚記念の前に、10年前の競馬中継のビデオを
見ていました。
中山ではゼンノエルシドがレコード勝ち、阪神では
テネシーガールがセントウルステークスを逃げ切りました。

緑のじゅうたんの上を気持ちよく走るテネシーガールの
可憐な姿に、「もう、この娘とは会えないのか…」と
思うと、無性に切なく、またいとおしく思いました。
あの時私はダイタクヤマトを買っていたんですよね。
彼女とは、ついに馬券でいい思いをさせてはもらえませんでしたが、
ぼぼぼさんがとてもお好きな馬ということで、印象に
残っています。

そして日曜日本番の競馬。
中山のメインレースに、イコピコが出ていました。
「宝塚記念に出てくれば面白かったのに…」と
思っていましたが、えっちゃん(カッティングエッジ)
のひ孫ということで、「がんばれよ!」と囁きました。

4コーナーから直線へ。
一頭、後ろにぽつんと残された馬がいます。
でも、それがイコピコだとは気づきませんでした。
「誰だろう…。大事に至らなければいいけど…」と思って、
宝塚記念に切り替わったテレビの画面を眺めていました。

そして、夜。
JRAのホームページに、
「イコピコ号が死亡」との記事が。
何とか入線したものの、予後不良でした。

いろいろな思い出が脳裏を過りました。
神戸新聞杯での雄姿。
「イコピコ」という語感の可愛らしさ。
そして、大好きなえっちゃんの子孫であること。

競馬に事故はつきものですが、どうしても、割り切る
ことができません。

イコピコ君、いろいろな思い出をありがとう。
そして、虹の橋を渡って、雲の上を元気に走り回ってね。
テネシーとえっちゃんにも宜しく。
 
 
 
Re: テネシーガールとイコピコ ( ぼぼぼ@管理人)
2011-06-27 21:44:26
らすかるさん、こんばんわ。

イコピコの競走中止、華やかなグランプリレース直前の
出来事だけに
宝塚のレース中も「どうか全頭無事で!」と祈りつつ観ていました。
ライスシャワーの事故も頭をよぎり、早いペースで流れるレースに
勝ち負けよりも正直なところ、そちらの方が気になっていました。

宝塚と有馬では私はいつも、好きな馬の応援馬券を買います。
と言っても好きな馬が多すぎて、今回も5頭ボックスになりましたが・・・


テネシーガールが逝って来月で一年になります。
彼女の命を奪った蹄葉炎。現役時代、快速を誇った彼女の宿命だったのかも
しれませんが、
テネシーガールも、そしてイコピコも、サラブレッドとして生まれた彼らが
命をかけて走った姿はこれからもずっと私の中で色褪せることのない思い出と
なっていくと思います。

もうご存知かもしれませんが、佐久市のまきばカフェ代表・原口俊彦氏が
歩けなくなった高齢馬を4年間介護し、動物愛護賞を受賞された記事を
ご紹介しておきます。
http://www.toelle.jp/contents.aspx?id=1450

もしも少しでも可能性があるならば、ハロウィンのように助かる馬が
増えていくことを願ってやみません。
 
 
 
ありがとうございます (らすかる)
2011-06-28 00:59:34
こんばんは。
レス、それに原口さんのこと、ありがとうございます。
原口さんについては、信濃毎日新聞で読みました。
なんとなく、広島の福永装蹄師のことを思い出します。
デビューすら危ぶまれていたイクノディクタスを、
見事に治療してターフに送り出す…。
馬たちが頑張っている分、人間たちももっともっと
馬を大事にしてあげなくては、と思います。

先月北海道に行った際、行き帰りの飛行機の中で、
『流星の貴公子 テンポイントの生涯』という本を
読みました。
テンポイントがどれだけ愛されていたか、どれだけ
関係者の方々が不眠不休の努力を重ねられたか、
痛いほど伝わってきます。
彼を安楽死させなかったこと、そもそもハンデ戦に
使ったことについてはいろいろな意見があると思いますが、
テンポイントが自らを犠牲にして私たちに残してくれたものは
たくさんあるのではないでしょうか。

テネシーガールが旅立って、もう1年ですか。早いものです。
貴ブログに載っていた写真の彼女のつぶらな瞳、
忘れられません。
思えば、テンポイントも、トウショウボーイも、
ミスターシービーも、そしてサンデーサイレンスも
蹄葉炎で命を奪われました。
私が(テレビでですが)初めて見た競走馬が、
ミスターシービーでした。
あの可愛らしい瞳が、何かを訴えているようで、
それで私は競走馬の虜になりました。
残念ながら、彼と直接会うことは一度もありませんでしたが、
部屋にはたまたま入手した彼のポスターが貼ってあります。

これからも、いろいろな競走馬と出会い、別れて
いくことでしょうが、
初めての「馬が好き!」という気持ちを忘れることなく、
馬たちと付き合っていきたいです。

梅雨時ですが、どうぞご自愛下さいね。

 
 
 
こちらこそ・・・ (ぼぼぼ@管理人)
2011-06-28 22:19:35
らすかるさん、こんばんわ。

馬にとって、脚を痛めることが致命傷であることが広く知られるようになったのは
テンポイントの事故からだったと思います。
当時はNHKのニュースなどでも報じられましたね。

それから長い年月が経ちましたが、今は「予後不良」という言葉に
もちろん「かわいそう」とは思うと同時に、なんとなく慣れてしまったような
そんな気もしています。

馬が好きになる人は、その姿の美しさもですが、あの瞳に惹かれるのでは
ないでしょうか。
たとえ人間の言葉は話せなくても、彼らはあの瞳からいろんなことを伝えてきます。

テネシーは最後に牧場で会った時、とても穏やかな瞳をしていました。
きっと大切に大切に、愛されていたのだと思います。
ほんの少ししか恩返しできないけれど、せめて彼らの「生」を
忘れずにいたいです。

ちょっと感傷的になってしまいましたが、
引退後どうなるのかと心配していたドリームジャーニーが
種牡馬に!いう嬉しいニュースが届きました。
また新しい「生」が受け継がれていきますね。
がんばれ、ドリジャ!!
 
コメントを投稿する
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。