1日講習・全国出張!職長教育・安全衛生責任者教育ブログ

全国を渡り歩き、職長教育・安全衛生責任者教育を1日講習で行う愛知のRSTトレーナー。

職長の職務 適正配置 その4(part1)

2018-09-04 10:03:10 | 日記
4 適正配置で考慮すべきこと


(1) 高齢者への配慮

わが国は、急速に高齢社会に移行しつつあり、労働人口に占める高年齢労働者の割合も急速に増加をしている。
高年齢労働者全体のうち、50歳以上の高年齢労働者の占める割合は平成13年には31.2%であったのだか、
平成22年においては約34%に増加している。
このような中で高年齢労働者は災害発生率が若年労働者に比べて高くなっており、下の図に示すように、
年齢階層別の年千人※は50歳代では20歳代の約1.5倍となっており、60歳以上ではさらに高くなっている。
高齢社会においては、高年齢労働者がその活力を失わずにその能力を十分に発揮することが必要であり、
社会全体の活力を維持していくために大切なことである。





高年齢労働者は、一般に豊富な知識と経験を持っていること、判断力や統率力を備えていることが多い。
一方、加齢に伴う心身機能の低下が現れているにも関わらず、責任感や仕事を失うことへのおそれから無理をして、
労働災害発生の原因を作っていることも少なくない。




年齢が高くなるほどに、筋力等の個人差が拡大するという現象が起こる。
青年期から身体能力をトレーニングで維持・強化することにより、健康で明るい老後を迎えることができるように
指導することが望まれている。
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