1日講習・全国出張!職長教育・安全衛生責任者教育ブログ

全国を渡り歩き、職長教育・安全衛生責任者教育を1日講習で行う愛知のRSTトレーナー。

労働災害防止についての関心の保持および労働者の創意工夫を引き出す方法 その2

2018-02-28 13:05:26 | 日記
1 ヒューマンファクター

作業手順の定め方で述べているように、仕事とはある作業環境の中で、
作業者が設備や機械を使って原材料を加工して製品を作ることである。
そのためには、職場の中にある設備や機械と作業者がそれぞれの長所を生かして、
お互いの短所を補うような関係にあることが望ましいとされる。

では、機械と人の長所、短所とはどのようなものであるのか、その内容を下図に示す。



このように、作業の現場を人と機械設備の組み合わせとして考えたときに、人の役割や要因をヒューマンファクターと言い、
特に意図しない行動の結果、異常な状態や事故、災害に繋がった人に関わる要因のことをヒューマンエラーと言う。

人はミスをするもの、機械は故障をするものと考えて、機械設備の本質安全化を図る事は「設備の改善」で述べているとおりであるのだか、
ここではヒューマンエラーとその防止方法について考えてみる事とする。
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労働災害防止についての関心の保持および労働者の創意工夫を引き出す方法 その1

2018-02-28 10:02:51 | 日記
近年の災害発生の原因を「設備」や「職場の不安全状態」、「作業者による不安全行動」の両面から考えるとき、
ヒューマンエラー(※1)”に関する理解は欠かすことができないのである。

そこで、まず、第1にヒューマンエラーの形態、原因、対策等の特徴について最初に述べる。
その次には、労働災害防止に関する動機づけと安全衛生活動の進め方について述べる。
最後に、作業者から労働災害の防止についての関心を高め、創意工夫を引き出す方法について述べる。

※1:ヒューマンエラーとは 人為的な過ちや、失敗(ミス)のこと。JIS Z8115:2000では、「意図しない結果を生じる人間の行為」と規定している。
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