1日講習・全国出張!職長教育・安全衛生責任者教育ブログ

全国を渡り歩き、職長教育・安全衛生責任者教育を1日講習で行う愛知のRSTトレーナー。

職場自主活動-1について

2018-04-04 13:12:55 | 日記
1.職場自主活動の課題

 職場小集団の話し合いは、さまざまな職場の問題解決や自主的推進への
意欲を高める効果的な活動として職場自主活動と呼びます。しかしながら、
災害は毎日毎日、時々刻々、一瞬一瞬いつ何時に起こるかも知れません。
人間はついウッカリしたり、ボンヤリしたりします。錯覚し、横着して
近道したり、省略したりします。これらのヒューマンエラーによって
引き起こされる事故や災害を、月1回の安全ミーティングのみで防止する
ことはできません。また、多忙な職場では話し合いにかける時間も限られて
しまうという課題があります。これらの課題に対して、毎日毎日、短時間に
その日の作業の危険(問題)を発見・把握・解決する話し合いの手法として
有効な手法が危険予知訓練(KYT)です。危険予知訓練をはじめとする
危険予知(KY)活動手法が多くの事業場で取り入れられ実践された結果、
さまざまな短時間のKYT活用技法が開発されました。

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ゼロ災害全員参加運動とは-4について

2018-04-04 10:14:29 | 日記
こんにちは~、今日は日差しが届いても、天気は下り坂です。夕方から
雨の降る可能性があるため、外出時は折りたたみ傘を鞄に忍ばせておくと
安心です。昼間は暖かくても、雨が降ると寒くなるので服装で上手に
体感調節を行ってください~。

それでは、ゼロ災害全員参加運動とは-4について書きます。

4.ゼロ災運動とOSHMSとの一体的運用

 職場の安全衛生の確保は、安全衛生管理の徹底がまず基本です。そこに
OSHMSという管理の仕組みを導入することにより、職場の危険が適正に
除去、低減され安全衛生水準の向上につながります。しかしながら、人は
時として、近道反応、省略行為といった管理では想定しきれない思いも
よらない行動を取り、それが事故・災害に結びつくことがあります。
このような人間の行動特性によるエラー事故やOSHMSにより除去・低減
しきれなかった危険については、現場の小集団活動により、現場第一線が
自主的、自発的に自らの決意によって危険を回避する日常的な取組みが
有効なのです。

 このように、安全衛生管理と職場自主活動が一体的に推進されること
により、事業場全体の安全衛生への取組みを完成させることができるのです。
言い換えると職場自主活動によって、ラインの安全衛生の確保が進むこと
から、ゼロ災運動は安全衛生のライン化を完成させる運動といわれています。

 職場が自主的、自発的にこれらの活動に取り組むためには、日ごろの
管理監督者の現場に対する指導援助、ねぎらい、フォローが鍵となります。

 ゼロ災運動を実施している事業場またはこれから実施しようとする事業場が
OSHMSを導入すれば、ゼロ災運動の推進に管理の仕組みが確立し、
継続的・安定的なゼロ災運動の展開が期待できます。職長は、現場の
小集団活動である職場自主活動を動かす立場にあることから、現場での
OSHMSの運用と職場自主活動の適切な推進が望まれます。


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