
7mスダレ状滝
期日:2020年10月2日(金)
メンバー : (L)Akky, 他3名
コースタイム、天気 晴
大清水Ⓟ 7:33―物見橋入渓点8:08―1385m二俣9:30―(左俣)―三段20m滝10:37―稜線登山道(昼食)12:05~12:31―四朗峠右俣下降点12:48―1385m二俣14:42―物見橋16:02―大清水16:34
歩行時間8:35、距離 12.8km、標高差 1891-1190=701m、累積標高 730m
山行記録
大清水に予定の時間に到着。外は寒い。30分ほど歩き林道終点の物見橋を渡ってナカさんを先頭に入渓。紅葉はまだしていない。
さっそく5mナメ滝のお出まし。淵が深いので右の岩壁から越える。逆相でホールドが少ないのでYさんがリードで登り確保。次の大岩と倒木の2m滝を越すと金山のトロッコ鉄橋跡が左上に見えた。少し行くと抗口跡もあった。鉄橋跡から沢までトラロープがあった。左からの巻き道の降り口であろうか。すぐに深い淵がある2mナメ滝。スタンスを探し左壁をへつった。ナメを歩いていくと二つ大岩。どこから転がってきたのであろう。
1385m二俣を左俣に入り、ナメや小滝を登って行くと連瀑帯の7mスダレ状滝。右から巻くと三段20m滝(Ⅲ級)。ここは登れるのであろうかと思案しているとYさんが溝の上のホールドをつかみ登り始めた。少しぬめりがあるのにすごい。
まねて登ろうとしたが右斜めのスタンスにはヌメリがあり怖かったので断念した。すぐに二段15m滝(Ⅲ+級)。倒木の右側の乾いた岩を登った。いよいよ10m倒木の直滝。ここは左から登れそうであるが細かいので(Ⅳ級)右側からルンゼを横切って巻いた。前回頼りにし灌木はなくなっていた。ケンさんが土壁にステップを切ってロープを張ってくれた。これを頼りにして壁をトラバース。スタンスが小さく緊張した。これで連瀑帯は終了。
標高1750m二俣を、方向を定めて登り、燕(つばくろ)巣山(すさん)と四郎岳の稜線に出た。稜線の登山道は草が刈られており良い道であった。左側に日光白根山と丸沼がきれいに見えた。
ここで昼食の後、1891mピークを越して四郎峠まで下った。赤テープと丸沼への道標があった。左の丸沼への道は厳しそう。二つの秘峰はここ以外に道がないが登る人もたまにいるようだ。山頂を踏みたかったが、時間がなく割愛した。
峠から右俣への踏跡を下ると1720m付近から緩い沢になり1620m付近から黄土色の、登山道のような快適なナメになった。3m滝や三段10m滝を楽しく下って1385m二俣に着いた。ここからもナメが続き、いったんは途切れるが大岩付近からまたナメが始まった。なぜか下りのナメが登りのナメより楽しく感じた。深い淵がある2mナメ滝のへつりを落ちないよう通過した。5x6mナメ滝は、斜め懸垂降下で通過。これで無事終了し物見橋に到着。
滝登りと快適なナメ歩き、緊張したヘツリと楽しめた沢登りであった。紅葉がまだなのは残念であった。

5mナメ滝、右の岩を登る

2m倒木の滝

金鉱山鉄橋跡

2mナメ滝のへつり 淵は深い

ナメが出て来た

ナメ 1325m

二つの大岩とナメ

1385m二俣を左俣へ

三条3m滝

ヌメリスギタケ おいしかった

二条3m滝

4mナメ滝

7mスダレ状滝

三段20m滝

三段20m滝を登る

三段滝上段

二段15m 下段

10m倒木のある直滝 右から巻く

稜線の登山道に出た 日光白根山と丸沼が見えた

四郎峠

左は丸沼方向下山道 右俣へ下る

1610m付近から黄土色のナメが始まる

小滝

2m滝

ナメが続く

3mナメ滝

三段10m滝の上から

美しい三段10m滝

2m滝

ナメが続く

大岩の滝まで戻った

ゴーロの滝