磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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イワキチ目をさます

2006年08月08日 | 読書日記など
『イワキチ目をさます』
   山口勇子・作/遠藤てるよ・絵/
     新日本出版社1984年

「おこりじぞう」の作者の山口勇子さんの低学年用の童話です。
イラストの豊富な本です。



表紙の裏に書かれてあります。下「」引用。

「作者のことば
 さかなの図鑑をひらいてみても、岩(いわ)ザメというさかなは、みつからないでしょう。なんだ、うそっこか、と思わないでください。岩ザメのイワキチは海の中で、「やけどの子どもと、さかなのしがいで、海をびっしりうずめてみせる……」といった、あくまに出くわしたのです」


平和をつくりだそうとしていくとき。

ある人は「ウルトラマンやスーパーマンなんていないのさ」と子どもに教えます。

ぼくは、「イワキチはいない」と教えたい。

そして、「悪魔」的な核兵器はあっても、おんなじ人間がそれを作り、おんなじ人間がそれを落としたときちんと伝えたいです。

平和を作り出すのなら、ジョン・レノンの『オンリー・ピープル』という曲の意味が大切だと思う。

これで思い出すのは、『S』という友人が、政治家たちは同じ人間じゃないとジョン・レノンは伝えているというようなことを話していた。

そして、彼らもおんなじ人間になってもらうための運動が、平和運動かもしれないと……。

しかし、彼ら政治家たちは麻薬中毒者よりもひどい戦争中毒者だと思います。

どこかに国連でこれらの戦争中毒者を平和主義者にする自由施設をつくって欲しいものです。

しかし、国連自体が戦争中毒者の城のようですね。(-_-;)


おんなじ人間と思っていたら、原爆は投下できなかったとボクはずっと思っている……。

きれいごとはいくらでも言えるさ!







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