磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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Q&A原発-なにが問題か-

2008年08月31日 | 読書日記など
『Q&A原発-なにが問題か-』
   中島篤之助・著/新日本出版社1989年

参考書のようなQ&Aではありません。
対談的といっていいかもしれません。



精神論を展開されている……。下「」引用。

「スリーマイル島原発事故の調査をおこなったアメリカの「大統領事故調査特別委員会(委員長の名前をとってケメニー委員会という)」は、安全だという思いこみ、英語でマインド・セット(mind set)、日本の辞書には出てこないことばなんですがり、「過信」といいますか、「思いこみ」といいますか、それを安全だと思っていたことが事故の原因だということを指摘して、「原子炉というのは危険なものなんだということを口にだしていようでなければ、原子炉は扱ってはいけないんだ」、ということをいっているんですね。」

危険・危険といっていたら、事故が起きないのか?
--それも違うような気がする……。

そもそも、人間があつかえるシロモノではないという学者の論が現実的だと思える……。

チェルノブイリよりひどかったという? 下「」引用。

スリーマイル島原発事故のその後の状況を報告してるんですが、これは今どんな状況になっているかの最新の情報です。ただこのばあいは炉心をおおっている格納容器が破壊されなかったので放射能が外にもれなかったんですが、炉心の壊れ方はチェルノブイリよりひどいかもしれない。」

本当なのだろうか?
検索しても、よくわからない。

このころ、イタリアの原発は2基とも止まっていたという。

パンフレットは税金で作られていると書かれてあった……。下「」引用。

「すごいですよ、これはお役所の金でつくっているんですから。税金でつくったるわけでしてね。「安全性」、「原子力と原子爆弾のちがい」、「固有の安全性」……。「こういうのをお読みになって、またいろいろ質問してください」と。これを「安全宣言」とかかんたんにいいますけど、なかなか相手も考えていて、このごろは何をいっているのかというと、「原子炉の安全性」なんかあまりいわないんですよ。」

マンハッタン計画というのはグローブスの命名だったという。

遠心分離法について、書かれてあった。下「」引用。

「日本でいま研究しているのは「遠心分離法」といいまして、洗濯機の脱水機みたいな筒のなかにウラン化合物のガスを入れて高速で回すんです。そうしますと遠心力がはたらいて重い分子のほうが外側へ、軽い分子が中へきますから、そこで中のほうのものだけをひっぱりだすと235が濃縮されて出てくる。」

「レーザー濃縮法」は100%抽出できるという。








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