『原爆被災資料総目録 第1集』
原爆被災資料広島研究会編集委員会・編/
原爆被災資料広島研究会1969年
■目 次■
原爆慰霊碑 1
原爆遺跡 5
物品資料 9
遺品 27
放送(NHK) 43
美術(絵画) 83
文学 89
「序文」に書かれてあります。下「」引用。
「原爆被災の実態、その様相そのもの、その体験そのものしか語り尽くすことはできない。しかし、そのことが不可能な限り、われわれはそれ関係資料によって語り明かし、語りつぐほかない。
人類はあの阿修羅の所業をあえてしたにもかかわらず、なおその罪悪にはめざめていない。めざめていないばかりか、重ねてそうた恥辱行為をくり返すことによって、人類を自滅にみちびこうとさえしている。
しかし、人類はその悪業にめざめなければならないし、その可能性を信じ合わなければならない。原爆被災資料はそうした人類への警告であり、戒律である。そうして、この資料こそは人類の栄誉と発展のために活用されなければならない貴重な経験財である。-略-
昭和44年8月
原爆被災資料広島研究会 委員長
田淵実夫」
『原爆被災資料総目録 第2集』
原爆被災資料広島研究会編集委員会・編/
原爆被災資料広島研究会1970年
■目 次■
序文 田淵実夫 1
官公庁文書 山崎与三郎 3
中国放送(RCC) 高榎注 77
広島テレビ(HTV) 田門尚文 147
演劇・バレエ 吉田文吾 179
映画 高橋昭博 207
音楽 太田史朗 221
あとがき 文沢隆一 232
委員会名簿 233
「序文」……。下「」引用。
「歴史は記録と伝承・遺物によってしか語ることはできない。現在の営みに熱中し、将来の営みを懸念するのあまり、人は歴史を忘れがちである。この忘却から多くは人間社会の危機がもたらされる。そうしたとき、危機への歩みを反省させ、危機を感得させるものは歴史である。したがって、記録と伝承・遺物を手落ちなく保存してゆくことは、何よりも有力な忘却への歯止めである。
こうした見解から、原爆被災資料総目録の整備は思い立たされた。-略-
原爆被災25周年の8月
原爆被災資料広島研究会 委員長
田淵実夫」
『原爆被災資料総目録 第3集』
原爆被災資料広島研究会編集委員会・編/
原爆被災資料広島研究会1972年
「まえがき」に書かれてあります。下「」引用。
「-略-われわれの目録作成という仕事は、献身と犠牲によって果たされる記録の証であり、原爆の惨虐をあらためて反省させる素材を提供することである。それによって新たな核戦争の危機をふせぎ、人類文化の向上にいささかでも役立つものと考えるとき、心は豊かさに満ちあふれるのをおぼえる。-略-
昭和47年8月
原爆被災資料広島研究会
委員長 糸川成辰」
■(略)・目次■
まえがき 1
凡例および案内 2
手記のタイトルなどが、一年ごとにわけられた目次が掲載されている。
人名索引 367
あとがき 384
「あとがき」に書かれてあります。下「」引用。
「-略-本来、原爆被災資料研究会の仕事は国家的事業である。世界で唯一の被爆国といいながら、政府はその資料保存にたいしてまったくの無為無策であった。日本学術会議がその点を指摘し、数年前から資料保存の組織づくりをはじめている。-略-
第三集原爆手記 編集主任
文沢隆一」
INDEX
原爆被災資料広島研究会編集委員会・編/
原爆被災資料広島研究会1969年
■目 次■
原爆慰霊碑 1
原爆遺跡 5
物品資料 9
遺品 27
放送(NHK) 43
美術(絵画) 83
文学 89
「序文」に書かれてあります。下「」引用。
「原爆被災の実態、その様相そのもの、その体験そのものしか語り尽くすことはできない。しかし、そのことが不可能な限り、われわれはそれ関係資料によって語り明かし、語りつぐほかない。
人類はあの阿修羅の所業をあえてしたにもかかわらず、なおその罪悪にはめざめていない。めざめていないばかりか、重ねてそうた恥辱行為をくり返すことによって、人類を自滅にみちびこうとさえしている。
しかし、人類はその悪業にめざめなければならないし、その可能性を信じ合わなければならない。原爆被災資料はそうした人類への警告であり、戒律である。そうして、この資料こそは人類の栄誉と発展のために活用されなければならない貴重な経験財である。-略-
昭和44年8月
原爆被災資料広島研究会 委員長
田淵実夫」
『原爆被災資料総目録 第2集』
原爆被災資料広島研究会編集委員会・編/
原爆被災資料広島研究会1970年
■目 次■
序文 田淵実夫 1
官公庁文書 山崎与三郎 3
中国放送(RCC) 高榎注 77
広島テレビ(HTV) 田門尚文 147
演劇・バレエ 吉田文吾 179
映画 高橋昭博 207
音楽 太田史朗 221
あとがき 文沢隆一 232
委員会名簿 233
「序文」……。下「」引用。
「歴史は記録と伝承・遺物によってしか語ることはできない。現在の営みに熱中し、将来の営みを懸念するのあまり、人は歴史を忘れがちである。この忘却から多くは人間社会の危機がもたらされる。そうしたとき、危機への歩みを反省させ、危機を感得させるものは歴史である。したがって、記録と伝承・遺物を手落ちなく保存してゆくことは、何よりも有力な忘却への歯止めである。
こうした見解から、原爆被災資料総目録の整備は思い立たされた。-略-
原爆被災25周年の8月
原爆被災資料広島研究会 委員長
田淵実夫」
『原爆被災資料総目録 第3集』
原爆被災資料広島研究会編集委員会・編/
原爆被災資料広島研究会1972年
「まえがき」に書かれてあります。下「」引用。
「-略-われわれの目録作成という仕事は、献身と犠牲によって果たされる記録の証であり、原爆の惨虐をあらためて反省させる素材を提供することである。それによって新たな核戦争の危機をふせぎ、人類文化の向上にいささかでも役立つものと考えるとき、心は豊かさに満ちあふれるのをおぼえる。-略-
昭和47年8月
原爆被災資料広島研究会
委員長 糸川成辰」
■(略)・目次■
まえがき 1
凡例および案内 2
手記のタイトルなどが、一年ごとにわけられた目次が掲載されている。
人名索引 367
あとがき 384
「あとがき」に書かれてあります。下「」引用。
「-略-本来、原爆被災資料研究会の仕事は国家的事業である。世界で唯一の被爆国といいながら、政府はその資料保存にたいしてまったくの無為無策であった。日本学術会議がその点を指摘し、数年前から資料保存の組織づくりをはじめている。-略-
第三集原爆手記 編集主任
文沢隆一」
INDEX