磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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B29に乗った少年-サイパン玉砕の陰に-

2009年10月05日 | 読書日記など
『B29に乗った少年-サイパン玉砕の陰に-』
   浜垣容二・著/読売新聞社1983年

帯に書かれてあります。下「」引用。

「昭和20年 東京大空襲
その日、一人の日本の少年がB29に乗って、東京上空にいた……。
それから40年 サイパン秘話を掘り起こした異色のノンフィクションノベル」



「玉砕」……。下「」引用。

「アッツ島守備隊の全滅以来、「玉砕」という美化された言葉が使用され、うち続く玉砕報道は、当然、サイパンの民間人にも伝わっていた。
 だが、このように戦況が悪化しているにもかかわらず、正月を迎えようとしているサイパンでは、この島が、同じ運命を辿ると想像するものが殆どいなかった。
 年改まった昭和十九年二月。マーシャル諸島のクェゼリン、ルオットの守備隊が全滅。続いてエンチャビも攻落されるという、連鎖反応的な敗退が続いていた。
 こんななかで大規模なサイパン初空襲があった。これは、日本本土決戦の明確な幕開けの空襲であり、まさしく、決定的なゴングが打ち鳴らされたことを意味していた。」

沖縄出身者たちが登場する。

キャプテン・シャーロットという人物が出てくる。

5、6時間乗ったというが、子どもの証言だとも書かれてある……。下「」引用。

「-略-彼がB29に乗っていた時間は、確か、五、六時間くらいと言ったんだよね」
「そうそう、私もそう聞いた」
「まあ、子供のことだから、はっきり五、六時間と確定的にわかるわけがなんだけど、朝出て夕方帰ってきたのか、昼帰ってきたのか。あるいは夜出て朝帰ってきたのか。昼出て夕方帰ってきたのか、長時間乗っていたことははっかりしているんだけど、時間によっては問題は生じるんだ」」

5、6時間では難しいという……。
--だけど、富士山を見たという。

長崎原爆の時、赤ん坊で、たった一人生き残った人も登場する。

情況がよくわからなかったし、これに何の意味があるのか? 書かれてあったとはボクには思えない……。








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