磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

鱧男の小説などをUP。環境問題に戦争・原発を!環境問題解決に民主主義は不可欠!

広告

※このエリアは、60日間投稿が無い場合に表示されます。記事を投稿すると、表示されなくなります。

アヒンサー 死にいたる虚構-国家による低線量放射線の隠蔽-

2009年08月21日 | 読書日記など
アヒンサー 死にいたる虚構
  -国家による低線量放射線の隠蔽- Deadly deceit』
    ジェイ・M・グールド、
      ベンジャミン・A・ゴルドマン(著)/
        肥田舜太郎、斎藤紀(訳)/
          PKO法「雑則」を広める会
            1994年、2008年3刷非売品

この本を読んでいて、「チェルノブイリ・エイズ」ということを思い出した。
--免疫機能がおちる……。チェルノブイリ事故に限らず、核事故による放射性物質漏出によって免疫が落ちるだろうなあー。
インフルエンザなどにもかかりやすくなるというものだ……。



「再版の発行に当たって-すべての子どもたちのために-」下「」引用。

「原爆症認定集団訴訟は、2003年4月から全国で始まりました。地方裁判所での原告連勝の中、2008年5月30日、大阪高等裁判所は入市被爆者を低線量内部被曝による被爆者であると認める判決を出しました。これに対して国・厚生労働省が上告を断念し、判決は確定しました。
 大阪地裁、大阪高裁ともに、「低線量放射線による被曝の影響に関する指摘」を2冊の科学文献に求めています。本書「死にいたる虚構--国家による低線量放射線の隠蔽」と「放射線の衝撃--低線量放射線の人間への影響(被曝者医療の手引き)という本です。
 裁判所は、これらの文献を「事実」であるとして引用しました。-略-」

統計が改竄されていたという……。下「」引用。

「政府側の統計学者であった「死にいたる虚構」の著者M・グールド氏は、アメリカで1950年から40年間の乳ガン死亡率が2倍になったという政府の報告に疑問をもち、原発から半径100マイル(160km)以内と以外に分けてみたところ、死亡率が増えているのは原発のある地域であって、他の地域は増加していなかったことから、統計数字が改ざんされており、政府の説明が嘘であったことを突き止めた方です。」

低線量であっても人類の生存脅かす。下「」引用。

「私たちは、改めて「原爆・原発・核施設」の最大の問題点は、「放射線の問題」であることを確認しあいたいと思います。「放射線はどんなに低線量であっても、人類の生存を脅かすものである」ことを共通認識とする必要があると思います。-略-」

■目 次■
謝辞
はじめの言葉
第一章 概括  1
第二章 チェルノブイリのフォールアウト  9
第三章 沈黙の夏  23
第四章 サバンナリバーの大惨事  33
第五章 スリーマイル島  49
第六章 隠蔽  63
第七章 大気圏核実験  85
第八章 乳幼児死亡率とミルク  99
第九章 コネチカットにおける癌  115
第十章 放射線とエイズ  121
第十一章 まだ遅すぎはしない  127
第十二章 J.M.Gouldのあとがき  137
付録(一) 方法論の補遺  147
付録(二) BEIR V報告  157
注記  163
図表出典  189
索引  191
著者紹介
訳者あとがき


サバンナリバーの大惨事も隠蔽されていたという。下「」引用。

「1988年10月1日、サウスカロライナ州にある政府の核兵器工場で核事故のニュースはトップニュースとして全国に伝えられた。その事故は「これまで記録されている中でもっとも重大なもののうち入る」として報じられたが、それは20年以上にわたり秘密にされてきた。ジョン・グレン上院議員による公聴会で明らかにされ情報によれば、1970年11月と12月の二回にわたり、炉心溶解を起こし、大量の放射能漏れを起こした。もしその放射能が汚染した建物の外へ流出したならば、公衆衛生に及ぼす影響は1979年のスリーマイル島事故と匹敵しただろう。この事故の発覚後、数週のうちに、他の二つ核兵器工場が安全性を理由に閉鎖された。-略-
 サバンナナリバー核兵工場はこれまで原子力技術の歴史の中で、重要な役割を演じている。この原子炉は近代水爆の鍵であるトリチウムを生産している。30年以上、動いているが、現在、地球上でもっとも大量の放射能を扱っている工場の一つである。およそ10億キューリーの高レベルの放射能冷却水が貯蔵されており、政府の管理量の半分以上にあたる。」

「第十章 放射線とエイズ」 下「」引用。

「第七章では、核時代に生まれた世代では、疾病による青年の死亡率がその幼年期死亡率に比べて悪くとなるという際だった事実を確証した。これは1920年代生まれの世代に著しく対照的である。彼等は乳幼児の時期に低線量放射線に被曝しておらず、青年期の死亡率は幼年期の率に比べて実際に改善されている。この事実は、食物連鎖の中に入ったかくぶんれつ生成物がベビーブーム世代のかなりの部分に対して、免疫機構を障害したという仮説に一致している。」

エイズの患者にも影響があるのか? 考えたこともなかった……。下「」引用。
「これと似たような死亡率の急速な上昇を見せたものに唯一、最近のエイズの死亡率がある。-略-」

それなら、他の免疫不全の病気にたいしても影響している可能性があるというものでは?







index

index

index

Index





エンタメ@BlogRanking


『本』 ジャンルのランキング
コメント   この記事についてブログを書く
« 今、義務教育が危ない!--... | トップ | シリーズ平和をつくる3 平和... »
最近の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

読書日記など」カテゴリの最新記事

関連するみんなの記事