サンデー毎日 ２０１２－４．８

『サンデー毎日　２０１２－４．８』
　　　山田道子・編/毎日新聞社2012年

特集名　前・後期決定版　東大・京大



「【スクープ】橋下が自民に「1030万円」寄付の怪」　下「」引用。
「入れ墨労組員のあぶり出し、関西電力との対立、君が代斉唱の“口パク”監視……。大阪で吹きすさぶハシズム旋風。既成政党を目の敵にして有権者に支持されているが、政界入りは自民党に巨額マネーを献上して成就させていた。その内幕に迫った。－略－」

「震度7で激変した首都圏マンション選び▼立地より「支持層」重視へ▼確認しないと後悔する6項目」

「碑文ににじむ犠牲者の「祈り」大震災「被災の記録」を後世に」　下「」引用。
「－略－阪神・淡路大震災の支援みせら「1.17希望の灯り」理事長を務める上西勇さん（84）－略－
　東日本大震災で甚大な被害を被った三陸海岸も、被災前に自転車で走破しており、明治三陸津波、昭和三陸津波の260りの慰霊碑などの丹念な記録を作成していた。震災後は昨冬に宮城県気仙沼市を訪問、年明け後、岩手県大船渡市、宮古市を訪れた。
「記録していた碑が流されたり倒れたりしていました。逆に、行方不明になっていた碑が津波のせいか再び現れたりしていましたよ」
　明治の大津波の礎の記録に「圧倒される思いだった」と上西さんは語る。－略－
　石碑だけではない。
「大船渡市の麟祥寺では、先代住職が明治の津波を本堂に掲げるかどうか悩み抜き、後世に伝えなくては、と決めて掲げたそうです。死者が浮いていたり、助けを求めたり悲惨な絵でした」（同）
　気仙沼市では、打ち上げられた貨物船を残すかどうか議論になっている。
「“思い出したくない”との気持ちはわかるのですが、ぜひ残してほしい。阪神大震災では、不動産価値が下がるからと慰霊碑などの建立に反対運動が起き、不動産業者は犠牲者が出たことを口止めする。なんでも金、金で悲しいことです。悲惨な出来事にフタをせず、後世の礎にしていかなくては」（同）－略－」

「現役大学生の問い合わせ急増　海外飛躍「寿司シェフ」への道」　下「」引用。
「「東京アカデミー」（新宿区）－略－
　一昨年から1年間（週3回の「寿司シェフコース」を開講。当時10人だった受講生は今年60人まで増えた。やはり中心は20代半ば～30代半ばの男性ながら、高校や大学を出たばかりの受講希望者が急増している。－略－」

「なぜ米軍基地は増え続けたのか「抑止力」は「安全神話」と“同義”」　下「」引用。
「なぜ基地があるのか？　沖縄返還から今年で40年になるが、米軍は居すわり続けている。
　この謎をひもといた「誰も知らない基地のこと」が航海される。エンリコ・パレンティ＆トーマス・ファツィの2人のイタリア人監督によるドキュメンタリーだ。－略－
　映画は、ノーベル平和賞を受賞したオバマ大統領が、ブッシュ政権を上回る軍事予算を通したと明かしている。大統領は平和の使徒ではなくシステムの一員にすぎなかった。
「米軍基地は土地だけでなく、人の命も文化も歴史もみんな奪っている。これを許すわけにはいかない」と沖縄の古老は訴える。米軍の「抑止力」が原発の「安全神話」と同義に聞こえてくる。」

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9.11と3.11をつなぐだましのテクニック。
『政府は必ず嘘をつく－－アメリカの失われた10年」が私たちに警告すること』　下「」引用。
「〈原子力村〉とイラク戦争。共通しているのは、閉じられた世界の中で巨額の利益が効率よく回り、いのちが軽視される構造だ」という明確な分析結果と証拠。
「〈原子力村〉は〈コーポラティズム（国家の政策決定に、有力企業や団体の参加を求める政治システム＝筆者註）〉の最たる例だ」と3.11後、著者は気づく。それは他の原発推進国にも存在すると。」











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