磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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坂本龍馬進化論

2010年03月13日 | 読書日記など
『坂本龍馬進化論』
   菊地明・著/新人物往来社2002年

多くの人たちの龍馬像の進化論かな?



表紙 : 「維新の門」の龍馬像(高知県梼原町)

「坂本龍馬」の180冊。下「」引用。

「以前、国会図書館で「坂本龍馬」の署名でデータを検索したところ、百八十冊がリストアップされた。-略-」

今回のブームでも、たくさん書籍が増えましたね……。

初期の龍馬像をつくった書籍。下「」引用。

「しかし、たとえ何百冊であろうとも、龍馬伝・龍馬研究のベースとなる書籍は限られている。
 それらのなかでも、初期の龍馬像を形成するうえで大きな影響を及ぼしたのは次の六冊である。」

1 『汗血千里駒」坂崎紫瀾・著
2 『坂本龍馬』弘末宣枝・著
3 『維新土佐勤王史』瑞山会・編
4 『坂本龍馬」千頭清臣・著
5 『雋傑坂本龍馬』坂本中岡銅像建設会・編
6 『坂本龍馬海援隊始末』平尾道雄・著

龍馬の婚約の印の着物……。下「」引用。

「佐那は「これは坂本さんに贈るために染めましたが、国事に奔走し道場へもあまり来なくなり、私が切り取り、形見として持っています」と、笑みを浮べながら見せたという。
 これが小説などで、龍馬が佐那に婚約の印にと、着ていた着物の片袖を引きちぎって渡した、とされるものなのだが、実際には佐那自身が手許に保管していたものを切り取ったものだったのである。」

婚約したわけではないようですね……。

筆すべる……。下「」引用。

「まして、脱藩者となっていた龍馬との結婚を、千葉家が認めるはずもない。
 これは佐那の勘違いというよりも、取材した山本節が佐那と龍馬が婚約したという事実に“重み”を持たせるため、筆を滑らせてしまったものと考えるべきだろう。-略-」

栄の墓削られていた……。下「」引用。

「昭和六十三年三月十一日、「龍馬の姉『栄』の墓?」「没年、自害説と異なる」「ナゾ 墓石の正面削られる」などという見出しが並ぶ記事が「高知新聞」に載せられた。栄の墓碑と思われるものが、丹中山で“発見”されたのだ。記事の一部を見てみよう。」

「亀山社中」でなく、「社中」だったかもしれないという。

遭難で助かった者の数は「龍馬の手紙」が書き残すように4名。下「」引用。

「浦田運次郎・市太郎・三平のほか末尾にある乗客の村山八郎次の四名が、まさに龍馬の手紙そのままに、実際の生存者だつたのだ。『遭難之始終』にはまだ、村山八郎次は浦田とともに佐栖村の佐々田善蔵宅を宿としてことや、医師の治療を受けたことも記されており、生存を再確認することができる。」








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