磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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龍馬を愛した女たち

2010年07月25日 | 読書日記など
『龍馬を愛した女たち』
   坂本優二・著/グラフ社2010年

お龍は、虚言癖があると書く人もいるのが、この本ではお龍の意見を大切にあつかっている……。
また、噂ばなしなどは、本当かどうかもわかったもんじゃないとボクは思うのですが……。



和歌の手ほどきをした祖母・久(ひさ)……。下「」引用。

「坂本家は代々一家で和歌を嗜む家系であったが、龍馬は祖母、久や家族から和歌の手ほどきを受けた。彼が和歌を詠み親しむようになったのも、家族の影響によるものだったという。祖母・久は龍馬を可愛がり、和歌の素養を身に付けさせ、龍馬十八歳のときに亡くなった。」

龍馬の姉・乙女(とめ)は、女が3人続けて生まれたので、「とめ」たいのでそうつけたという。
乙女は壊血病で明治12年8月31日に亡くなった(享年49歳)。

自害した姉・栄。下「」引用。

「夫に浮気をされてまで嫁ぎ先の家にいることには耐えられなかったのであろう次姉・栄は、坂本の家に戻り自害。そのとき、十一歳前後だった少年・龍馬は何を感じたのだろう。」

平井加尾が龍馬の初恋の人だったという史料はないという。

龍馬の初恋の相手は濱田(藤田)琴?
--琴は17歳で自害。豪商からの執拗な縁談が原因……。

「龍馬って嫌な男でしたよ」という白札郷士・檜垣清右衛門の娘・檜垣須磨。

--遊び仲間、岩本徳。
鴻池善右衛門に嫁いだ岩本徳。

--将軍の日記を盗み出した千葉佐那?
そんなことができるのだろうか?

暗殺者?が鹿児島慰安旅行に?……。

妹に夫をとられたお龍。下「」引用。

「不自然な三人暮しは長く続かず、あろうことか信用していた夫の松兵衛と光枝が手を携えて別居してしまった。三十年以上連れ添った夫と実の妹に同時に裏切られ、幸せの全てを奪われていったと伝えられる。
 孤独は彼女を自暴自棄にさせたに違いない。横須賀のお龍ちの墓碑が「松兵衛」ではなく、「龍馬の妻」となっているのはそのためだった。-略-」

お国……。下「」引用。

「龍馬の妻・お龍が伝えたところによれば、龍馬は京都で「お国」という女性と交流を持ったことが伝えられている。」







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