磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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絵本 ヒロシマのおとうさん ヒロシマの心を子どもたちに

2006年07月05日 | 読書日記など
『絵本 ヒロシマのおとうさん
   ヒロシマの心を子どもたちに』
     高橋昭博・文/四国五郎・絵/汐文社1983年

この文章を書かれた方は広島の
平和記念資料館長であられた方ですね。
絵は四国五郎さんです。



広島の資料館にはじめていったのは、
中学校の修学旅行でした。

高橋さんをお見かけしたような気がします。
もしかしたら、説明をしてくださったのは、
そうだったかもしれませんが……、
よく覚えていません。(-_-;)

テレビではよくお顔を見かけました。

高橋さんは、本においてかかれておられます。下「」引用。
「過(あやま)ちを二度とくりかえなさいために、私は一人でも多くの子どもたちに、被爆体験(ひばくたいけん)と「ヒロシマ・ナガサキの心(こころ)」を語り伝えようと決心しました。
私には、不幸(ふこう)にして子どもがありません。もし私に子どもがいたら、その子どもにそそいだはずの愛情(あいじょう)を多くの子どもたちにそそぎ、「ヒロシマのおとうさん」になりたいと、私は思っているのです。」

高橋さんは被爆者です。
その日は、朝から頭痛がしていたそうですが、そのくらいで軍国少年は休めなかったようです。

朝礼のために運動場にいるときに、原子爆弾が頭上で炸裂したのです。

どうにかして肉親とめぐりあって、それから三週間も失神状態が続いたといいます。

右手は四本の指が動かず、ひじの関節も、まがったまま。

右手の人さし指には、いまでも、黒いつめが生えつづけているそうです

級友も60名だったのが、50数名が悲惨な死だったという。

そして、中学生からの感想を受け取られます。下「」引用。
「人間の痛みのわかる心とは、他人に起こったことも、自分に起こったことだと思って、相手をいたわる心ではないだろうか。相手をいたわれば、戦争はできないはずだ」(中三男子生徒)」

ぼくもそうだと思います。

でも、相手がわかってくれない人だったら、どうしたらいいのでしようね。(-_-;)








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