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自然の中の人間シリーズ 昆虫と人間編3 ミツバチ利用の昔と今

2009年04月29日 | 読書日記など
『自然の中の人間シリーズ 昆虫と人間編3 ミツバチ利用の昔と今』
   農林水産省農林水産技術会議事務局・監修/
     松香光夫・著/(株)パステル・絵/
       梅谷献二・編/農山漁村文化協会1998年


ミツバチも人類の文化に大切なもののようです……。
--もちろん、単なる物質ではなく、生物ですね……。



ミツバチとカイコ「“昆虫と人間編”のねらい」梅谷献二・著。下「」引用。

「-略-積極的に人間に利用されてきた昆虫はカイコやミツバチなど、ほんの数えるほどしかありません。ところが科学技術や機材の急速な進歩は、近年ようやく昆虫類の多彩な機能を科学的に解析できるようになり、人間生活のいろいろな場面でそれを利用する道が開かれようとしています。
 このシリーズは、昆虫と人間とのこれまでのかかわりと、地上最大の未利用資源という視点から眺めた昆虫と人間との新たな関係を通じて、昆虫という生き物のすばらしさを紹介したものです。-略-」

紀元前6000年の壁画に……。下「」引用。

「紀元前6000年ごろに描かれたスペイン東部のラ・アラーシャ洞窟の壁画には、壺を片手にハチミツをとるヒトの姿を描かれています。まわりを飛びまわるミツバチがおおきいのは恐怖をあらわしているのでしょうか?-略-」

エジプトの壁画像にもあるという。下「」引用。

「ルクソール付近のレクミール王の墓の壁画で、紀元前1450年ごろものです。ミツ集めから、容器での保存のようすまで描かれています。右側に巣があり、そこから採集したミツを容器にいれて保存していた。古代のエジプト人の生活のようすがよくわかります。」

西洋式の養蜂、日本は明治から……。下「」引用。

「地中海周辺からはじまった養蜂は、ヨーロッパ人やアメリカや、オーストラリアに移住するのといっしょに世界に広まりました。日本には明治になってから新しい産業として輸入されて、定着しました。このときつかわれたミツバチは、いまでつかわれているセイヨウミツバチで、ラングストロス式とよばれる巣箱で飼われています。-略-」

江戸時代のようす紹介した「蜂蜜一覧」があるという。

「女王バチのしごと」も書かれてありました。

「花とハチミツ」 下「」引用。

「-略-それそれの花のミツには独特のにおいや風味がありま、ミツにまざった花粉やミツの色あいのちがいとともに、各種のハチミツの種類を楽しむことができます。ヨーロッパの森では、針葉樹につくアブラムシのだす甘露を集めた甘露ミツが珍重され、ベトナムではゴムノキの葉の部分にある蜜腺がだす糖分を集めたハチミツがとれます。-略-」

蜂ロウでつくられたCDの写真を掲載。

--「ミツバチがつくる果物」
「イチゴのハウスにおかれた巣箱」
タネはブツブツ……。下「」引用。

「イチゴのツブツブひとつひとつがタネです。ミツバチが少ないと、受粉できなかった花にタネができず、タネのできない部分はホルモンがでないので、果実の発達がわるくなて奇形果(写真の左下2個)になります。」

2万種以上もいるという……。下「」引用。

「コハナバチのような小型種から、クマバチのような大型種まで、世界に2万種以上、日本にも約400種がいて、これからも農業に利用される種がふえるでしょう。」








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