『平和のリアリズム』
藤原帰一・著/岩波書店2004年
絶対平和という言葉をいう人たちもいます。それにたいして、藤原帰一は『平和のリアリズム』。しかし、あくまでも平和であって、戦争を目的にはされていません。
平和とリアリズムとは“水と油”という方がいるようです。
リアリズムはどうも現状に隷属するように思う方もいるようです。
しかし、現状把握もできず、分析ができるのか、ボクは不思議です。
現状把握など関係なしに、「平和!平和!」と訴えるだけ……。
--それだから、「平和念仏」などと揶揄されるのかもしれませんね。
日本にも、世界にも“平和学”というのもあるのです。
平和を訴えるなら、平和学をまなんでみたいとボクは思いました。
でも、大学に行くお金などはないので、放送大学の視聴と本を読むくらいです。
しかし、それだけでも大手マスコミとのギャップを感じます。
リアリズムを失った戦争。
--平和運動の方だけではなく、戦争をする人たちもリアリズムを失っているという。下「」引用。
「この十数年に増加したのは、希望的観測の排除どころか、むしろ正義を高く掲げて戦闘行為を正当化するような政策や言動だった。そんな理念の先走った戦争を前にするとき、より現実を踏まえた慎重な政策が可能ではないかと考えざるを得なかった。戦争という現実に対して平和という理想を対置するのではなく、リアリズムを失った戦争に対して、リアリストとして平和を模索したいと考えていた。」
「平和のための戦争」
--これはヒトラーもブッシュ大統領も同様ですね。
ネットでも、韓国人を追い出して、平和な日本をつくろうという自称・平和主義の方もおられます……。
愚かな選択をするとブッシュ大統領は多くの人たちに言われていました。下「」引用。
「採用もできない政策を対外的に宣言することで、アメリカは外交政策の選択の幅を著しく狭めてしまった。大規模な軍事行動を起こすことで、アメリカは自分の手足を縛ってしまったのである。」
しかし、現実の国連も頼ることはできない。下「」引用。
「現実の国連は、無力とネポティズ(縁故主義)と偽善に支配された。こうして、国連に対する新しい無力感が生まれることになった。」
日本の出世する人物とはこういう方たちというのも納得です。
--それは、アメリカの意をくむ人。
しかし、対米優先の限界もある……。
アジアに関することも、
過去のことを美化しているようでは、
真の理解も協力もない……。
「戦争は究極の差別」
差別がなくなっていくようにと思います。
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藤原帰一・著/岩波書店2004年
絶対平和という言葉をいう人たちもいます。それにたいして、藤原帰一は『平和のリアリズム』。しかし、あくまでも平和であって、戦争を目的にはされていません。
平和とリアリズムとは“水と油”という方がいるようです。
リアリズムはどうも現状に隷属するように思う方もいるようです。
しかし、現状把握もできず、分析ができるのか、ボクは不思議です。
現状把握など関係なしに、「平和!平和!」と訴えるだけ……。
--それだから、「平和念仏」などと揶揄されるのかもしれませんね。
日本にも、世界にも“平和学”というのもあるのです。
平和を訴えるなら、平和学をまなんでみたいとボクは思いました。
でも、大学に行くお金などはないので、放送大学の視聴と本を読むくらいです。
しかし、それだけでも大手マスコミとのギャップを感じます。
リアリズムを失った戦争。
--平和運動の方だけではなく、戦争をする人たちもリアリズムを失っているという。下「」引用。
「この十数年に増加したのは、希望的観測の排除どころか、むしろ正義を高く掲げて戦闘行為を正当化するような政策や言動だった。そんな理念の先走った戦争を前にするとき、より現実を踏まえた慎重な政策が可能ではないかと考えざるを得なかった。戦争という現実に対して平和という理想を対置するのではなく、リアリズムを失った戦争に対して、リアリストとして平和を模索したいと考えていた。」
「平和のための戦争」
--これはヒトラーもブッシュ大統領も同様ですね。
ネットでも、韓国人を追い出して、平和な日本をつくろうという自称・平和主義の方もおられます……。
愚かな選択をするとブッシュ大統領は多くの人たちに言われていました。下「」引用。
「採用もできない政策を対外的に宣言することで、アメリカは外交政策の選択の幅を著しく狭めてしまった。大規模な軍事行動を起こすことで、アメリカは自分の手足を縛ってしまったのである。」
しかし、現実の国連も頼ることはできない。下「」引用。
「現実の国連は、無力とネポティズ(縁故主義)と偽善に支配された。こうして、国連に対する新しい無力感が生まれることになった。」
日本の出世する人物とはこういう方たちというのも納得です。
--それは、アメリカの意をくむ人。
しかし、対米優先の限界もある……。
アジアに関することも、
過去のことを美化しているようでは、
真の理解も協力もない……。
「戦争は究極の差別」
差別がなくなっていくようにと思います。
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こんな偽善に騙されているようでは、いい世の中にはならなんね
その時には遅い。
そう書く人もいますね。
マインド・コントロールするための観念は気味が悪い。
人間らしいハートを感じない。
自己に意思がなくては、自由にも意味がない。
日本人には、意思がない。
意思は、未来時制の内容である。
日本語には時制はなく、未来時制もない。
ボランティアとは、自由意思の人である。
我が国の志願で出てくる人とは、どこが違うか。
「ボランティア活動を強制してはいけない」と言ってその普及を反対する人がいることからしても、我が国においては、意思そのものの把握が不十分でることがわかる。
自主・独立 (independent) とは、英米人が子供を褒めていうときの言葉である。
自分が必要とするものは、自分自身の才覚により手に入れるのが大人の態度である。
自分の欲するものを大きな口をあけながら他人にピーピーとねだるのは、雛鳥の態度である。自分がまだ雛鳥の段階であれば、これは仕方のないことである。
独立に必要な軍備を他国にピーピーとねだる国民も子供じみた態度であることに変わりない。自国がまだ未熟な段階であれば、これは仕方のないことである。
意思のない人たちが自由意思の大切さを語ることも難しく、意思決定を行うこともまた難しい。
ともすれば、意思の自由は恣意の自由 (自由のはき違え) と間違えられ、意思決定はどこまでも先送りにされている。
「正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、」という内容であるが、その決意を裏付けるのに十分な自己の力を示すことがないのであれば、その高邁な文言もまた空理空論以外の何ものでもない。
http://www11.ocn.ne.jp/~noga1213/
http://page.cafe.ocn.ne.jp/profile/terasima/diary/200812