証言－ヒロシマ・ナガサキの声－第１５集（２００１）

『証言－ヒロシマ・ナガサキの声－第１５集（２００１）』
　　　長崎の証言の会・編/長崎の証言の会2001年

「姉妹車掌　十二才の妹の最期」宮原タツ子・著。ナガサキ……。

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丸坊主のままの結婚式「わが家は爆心直下だった」。下「」引用。
「主人の希望で、その年の十一月に式を挙げました。私はどうやら体は回復していましたが、髪の毛は抜けたままでした。結婚式を挙げた時はぼうっと頭に毛が生えているだけでした。」

江角校長先生にいわれた妹・ミサエさん……。下「」引用。
「－略－当時純心女学校二年生で、疎開を申し出たら退学処分になるからと言って、一人ででも家に残るといっていました。妹の話しによると、何でも朝礼の時、江角校長先生が「疎開する者は、学校を退学してから行きなさい。この非常時に貴方達には報国隊としての大切な務めがあることを忘れてはならないのです…」といったことを言われ、－略－それではお母さんも残るからと、妹と二人家に残ることになったのです。－略－」

永井隆のもとで放射線技術者をめざす「恐怖のエネルギーで命を奪うことだけはやめて」西田テル子・著。
永井隆の見舞いがあったという。また……。下「」引用。
「永井先生の仮住まいの家を訪れて、診察の結果、折れた箇所がぴったり継がっておらず、三センチばかり重なったまま肉が化骨しているため、左右の足の長さが違っていることを知らされた。
　あの惨状のなか、副木をするくらいのことしかできず、そのような状態になったに違いない。－略－」

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「熱線に焼かれた電報配達少年・谷口稜曄さんを看護したこと」森リツエ（証言者）。
その後、聖フランシスコ病院で4年間ぐらい勤務。

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「高校生平和大使をつとめて」が掲載されていました。

「フランスの平和運動の中から－－知られざる劣化ウラン弾の恐怖－－」美帆シボ（フランス平和自治体協会顧問）・著。
「「劣化ウラン弾」ルポの衝撃」『汚れたクリーン戦争』
「グンター博士「不思議な重い弾」の発見」　下「」引用。
「－略－一九九一年の湾岸戦争直後はNGOとイラクの病院に薬品などを送る仕事をしていた。ある日、AMMAN（アンマン）に向かう途中、見慣れない、極端に思い弾丸を多量に見つけ、ベルリンに持ち帰った。その数か月後、イラクに奇妙な病状がみられるようになった。－略－その博士が一九九五年六月にドイツで逮捕されたのである。－略－極度に衰弱したグンダー博士は釈放されたが、一年分の年金を取り上げられ、病状の身であるのに、健康保険は使えなくなっていた。彼の住居の窓が破られたり、ナチスの紋章を悪戯書きされたり、心ない手紙が届く。家族はとうとう危険を避けて、他の地に引っ越してしまった。－略－」

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「アメリカで語り部活動をする川嶋擁子・ワトキンズさん」鶴文乃・著。

「歴史に向き合い、歴史を創る－「日蘭戦争原爆展」から－」鎌田信子・著。
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「記念館の語り部たち－総合学習の試行的実践として－」活水高校　草野十四朗・著。
【記念館・資料館】永井隆記念館、コルベ神父記念館、岡まさはる記念館、長崎平和研究所、長崎の証言の会、少国民の部屋、城山小学校記念室、長崎原爆資料館。

「蔵満さんの人形の新たな物語」林雅行・著。下「」引用。
「蔵満良雄さんは、本誌第５集（一九九一年刊）に、「四十二体の市松人形－－亡き子らの面影を抱いて」を書いておられます。そこには亡き子と市松人形とのかかわりが切々と書かれてあります。その思いが林雅行氏によって「人形になったよう子ちゃん－－ナガサキ原爆物語－－」となって上演され、長崎市では、本年八月二十五日、長崎市平和会館で上演されました。－略－」

「〔紙芝居台本〕私と家族の長崎被爆体験記」末永浩・著。
英文併記で書かれてあった。








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目　次

戦争と権力－国家、軍事紛争と国際システム－

『戦争と権力－国家、軍事紛争と国際システム－　War and power in the 21st century』
　　　ポール・ハースト（著）/佐々木寛（訳）/岩波書店2009年

著者は2003年に亡くなられているそうです。
－－次の戦争が先進国が本腰をいれてやったら、今までの戦争の形態をとらないだろうと、多くの人は考えているのではないでしょうか？　最先端の科学は戦争の形をもかえるものですね。



表紙の裏に書かれてあります。下「」引用。
「－略－本書は軍事革命、および近代国家システムの基礎が形成された十六世紀からの歴史を丹念に辿り直し、今世紀の国家権力、軍事紛争、そして国際システムに起こるであろう展開を考察、世界の近未来を予測する。
　デモクラシーやグローバル化の理論に関して、世界的に最も注目された研究者の一人であり、惜しくも二○○三年に急逝したP・ハーストの単著、初の邦訳。」

こういう見方はいいんでしょうかね？……。下「」引用。
「－略－未来のシナリオを構築したりすることは、馬鹿げたことであるかもしれない。あるいはむしろ、間違っているかもしれない。たとえば、現在の中国における公式的な成長率を今後の二五年間に投影して、中国が地球上において最大の経済大国となり、アメリカのライバルになると予想することはできないし、これら超大国間に将来戦争が起こるかもしれないと想像することなども不可能である。－略－」

そりゃ、天災、疫病、大事故などによって変化するかもしれないが……。

こんなことをいって、年金のことを考えない人たちもいたなあー。そして、国民は大変なことになっている……。

広島と長崎……。下「」引用。
「実際、ヒロシマとナガサキは原子爆弾の標的として選出されたが、それは、両市が日本の都市では数少ない完全に燃え尽きることのない規模をもつ都市であったからである。」

事実なのだろうか？

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「核兵器神話」……。下「」引用。
「それゆえ、近年の政治的状況は、まさしくこの核時代の産物なのである。核兵器は近代社会の「文明化」に大きく寄与した。大陸間弾道弾を備え、また合衆国と対決するような理由をもつ他の大国に拡散するまでは、核兵器は、二一世紀にまで連続して持ち越される、もっとも基本的な歴史的条件のひとつなのである。」

核拡散して、危険な世の中になっている事実を無視した、闇教育としか思えない……。

第一次大戦は……。下「」引用。
「第一次世界大戦はクラウゼヴィッツ＝コブデン・システムを破壊した。全体戦争が追究される中で、戦争は諸国家の立憲主義的政府を突き崩した。全体戦争はまた、リベラルな国際秩序も破壊した。国家はできる限りの早さで、次々と海外貿易の規制、船舶のコントロール、通貨兌換制の廃止、経済戦争の実践など、統制的な政策を実施した。戦争の規模が大きく長期に渡ったために、特に連合国の国民の間では、戦争が国家間関係における道徳的な中立な技術としての正当性を維持できなくなった。その結果が、一九一九年のベルサイユ講和条約を特徴づけた－略－」

第二次大戦は？










もくじ

【絵本】ところてんの歌

『ところてんの歌』
　　　鶴文乃、舞、鞠・文絵/サンパウロ1990年

文字の多い、モノクロの絵本といっていいかと思います……。



「まえがき」　下「」引用。
「－略－約十年前、思いたってこの故郷を訪ねました。その時故郷の様子が昔とあまりにも変わっていて驚きました。昼間もうす暗いほどに、木々で覆われていた村が、すっかり家々が建ち並ぶ町に変わって「はれどの井戸」も、どこへどうなったのやらみつかりませんでした。「ああ、こうして原爆のことも忘れ去られていくのだなぁ。」と思いました。というのは、四十五年前の八月九日、町で被爆してお化けのような姿になった父と兄が、数日後、この村で死んでいったからです。－略－原爆のことを書き残したいと思い、生前、母がよく話していたことを思い出してお話を作りました。－略－」

「はれどの井戸」　下「」引用。
「九州は長崎市の北西に、高さ約五百メートルの岩屋山（いわやさん）があります。
　昔、その麓（ふもと）の村に「はれど」と呼ばれる古い井戸がありました。
「はれど」は「祓い清める井戸」がつまったものです。岩屋山は霊山で昔は修験者たちが、この井戸で身を清め、山に入りました。－略－」

和子（わこ）、主人公。下「」引用。
「和子ちゃんは十二才になったばかりですが、お母さんの看病や家の仕事をいっしょうけんめいしました。－略－」

「ところてん」を食べたいと和子の母。

ほうぼうをさがす和子。

「ところてん」を手にいれた和子、そして家へ。そのとき、原爆が……。

そして、「はれどの井戸」へ。

町からはなれているのに、納屋を改造しただけの家は破壊され、和子の母は死亡。

地蔵が建てられたという。下「」引用。
「はれどは埋められ、その後しばらくして、小さな女の子の姿をしたお地蔵様が、村人によってたてられました。
　それからというもの、何事もなかつたように村は昔の静けさを取り戻しました。
　人びとは、そのお地蔵様を、「はれどの娘地蔵」と呼びました。」

戦地に行っており、一人生き残った和子の父は、地蔵の前で涙を流し祈る……。








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【紙芝居】ともだちいっぱい！

『ともだちいっぱい！　【紙芝居】』
　　　千世まゆ子・脚本/梅田俊作・絵/童心社2008年

紙芝居なので、大きすぎて、スキャンを全部できませんでした。



夢のお話ですね。

現実にはありえないでしようね……。

現実は、ともだちともケンカするし、たのしくないこともあるよね。

それでも、ともだちはともだちでしょうね……。

旧約聖書だっかには、「困ったときが本当の友」だったと思います。








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目次

883 天使のメガネinヒロシマ その253 日本は組織犯罪優遇国家か？

あかねさんシリーズ002 男が女de女が男 九、タイム・ゼイ・ワラ・チェンジング…… 883　天使のメガネinヒロシマ　その253 維新オリンピック構想　その66 日本は組織犯罪優遇国家か？ しかし、お金に汚いといわれる人たちは、どんなことがあっても、応援してくれる人たちがいるものだ……。 応援している人たちは、いくらか、もらっているのかもしれない……。 以前の小泉政権のタウンミーティングなどというのは、お金をもらっていたらしいでござるね。 今も内閣機密費もそんなことを目的として使われているとしたら、許せないでござろうねえ……。 －－血税……。 彼らにとっては、自由に仕える金。 あきれたものだ……。 都合の悪いことは聞かない……。 話さない！ まさに、これで生きてきたような人たちに、政治をやってもらっては、いいわけがない。 人がイヤがること、困難なことでも、解決してやっていかねばならないと強い意志をもってやっていく人こそが、政治家になってほしいものだが、その逆の人たちが政治家になっている。 －－金を配ったら、政治家になれる……。 30人以上も秘書がいる政治家……。 それも金を集めたり、金を配ったり……。 そんなことで必要なのか？ 政策だけなら、愚かなことばかり言っているし、思いつきでしかない発言ばかり……。 そんなために、それほどの秘書の数は不要だろう……。 －－どうして、抑止力が必要となったのか？ ヨネさんなどは、CIAに弱みを握られて、政権崩壊の抑止力のために、沖縄にかわったといっているでござるよ……。 あの総理なら、弱みなどいろいろあるはずでござろう……。 不道徳で、人間らしくないことをしてきている。 逮捕されることも、秘書に責任をかぶせて切り捨てる……。 それは総理と幹事長のどちらもだ……。 －－かつての総理が丸投げで、切り捨てる、冷血ペテン総理がいたが……。 基本はかわらない……。「人間やめますか？　政治屋になりますか？」 彼らに本当に赤い血が流れているのでござろうか？ －－殺人に時効なしとなったが、それよりも先にすべきことは、組織犯罪に時効なしでござろう！ 今回の高速増殖炉「もんじゅ」も、事故がおきたら、JCOの事故のときのように現場の責任と逃げることでござろう……。 こんなことをさせてはならない……。 また、このようなシステムを残しておけば、さらに続くことだろう……。 もちろん、組織のなかには、戦後責任をとらなかったマスコミも放置しておいてはならない。 －－戦争から続く、人を人とも思わないシステムが、今の日本を悪くしている……。 そのシステムをいかすために、今の総理のようなペテン師が、二枚舌で行動をとっている……。 罪は秘書に、利益は総理に……。 こんな方程式がいつも成り立っているようだ……。 しかし、そんな利益が、国にとって、利益になるわけがない……。 もちろん、総理個人の利益でござろう……。 －－理科系の内閣といい、都合の悪いことは考えない、見ない、改善できない、無責任な組織犯罪を実行しているという人たちがいても、誰も否定できないのではないでござろうか？ 今も、高木仁三郎のいっていることは生き残っている……。 それを超える理論などあらわれたら、世界が変わるだろう……。 しかし、そんなものは生まれるわけがない。パソコンでいえば、0と1で計算していくシステムをかえる以上のことが起こらないと安全とか、経済的とか、環境にいいことにはなりえないでござろう……。 嘘でかためたシステムなど、まともに機能するはずがない。 ギリシアのように破綻しないと無理というのも自然のことだろう……。 かつて、戦後の日本が破綻したように、このような嘘つきのシステムが機能崩壊してくれることを望んでいる人は以外に多い。 その主力はあくまでも、政治屋。 しかし、新党などといっても、この狂った機能を残そうと必死である……。 するどいヨネさんのいうことだから合っているかもしれない。 内閣機密費など政治屋から、金をもらっているマスコミには無理でござろう……。 【資料など】 ブラジルの在外被爆者ら、３１４人と和解成立 広島地裁　(朝日新聞) - goo ニュース イランが核燃料交換めぐりブラジル・トルコと合意、 制裁強化回避の公算(トムソンロイター) - goo ニュース 上関原発推進派が総決起大会 (中国新聞) - goo ニュース 推進派、工事中断に危機感 (中国新聞) - goo ニュース 橋下知事、河村市長に共鳴　「減税日本」 候補者支援へ(朝日新聞) - goo ニュース 下、クリックお願いします。 人気blogランキングへ ありがとうございます。