前々から気になっていた桃洞沢に行ってきた。
桃洞沢は秋田県の森吉山塊にあるひたすらナメが続くという天国のような沢。
週末にフルマラソンがあるから行くかどうか迷っていたけど、天気予報を見ると降水確率なんと0%!!
ここ最近雨続きで全然晴れなかったし、このチャンスを逃すと一生行けないかもしれない。
行って後悔するのと行かないで後悔するの、これは行くしかないでしょ!
ということで当日朝5時出発。
行きは高速で松尾八幡平インターから下道。
しかし!
なんと太平湖へと続く途中の県道が崩落のため80kmも迂回させられるハメに…
気合の爆走で7時45分にクマゲラ保護センターの駐車場に到着。
ちょっと遅れてしまったけど、今日の行程は短いので焦らず出発。
出発地点のクマゲラ保護センターは営業していないみたい。
ここから桃洞沢と赤水沢との分岐点までノロ川沿いに2.1km。
途中のトロ場ではイワナが悠々と泳いでいる。
しかしここは遊漁禁止なのだ。
てくてく歩いて20分で分岐点。
ここから少し歩くと桃洞横滝。
桃洞横滝は幅広の滝でここからすでにナメが続いていて、期待に胸が膨らむ。
この少し先から入渓。
ナメを遡って、
滝の音が聞こえてきたなぁと思ったら突然目の前に巨大な滝。
これがかの有名な桃洞滝だ。
この滝は沢屋の間ではちょっとしたシンボル的な滝?なのだ。
というのも、今や絶版になってしまった吉川栄一著「ヤマケイ入門&ガイド 沢登り」の中でこのように紹介されているからだ。
「ひとりでも女性がいたら、男は慎重に言葉を選び、この滝をほめねばならない。
桃洞滝は巨大な女性◯器そのものなのである。カミ様もけっこうやるもんだ。」
学生の時この本を読んで、よくまぁ沢登りの本にこんなお下劣なこと書くなぁと思ってたけど、見て納得。
まさにそれなのだ。
ちなみにこの滝までは登山道が整備されていて簡単に行くことができる。
今日も何人か滝見見物に来ていたので写真を撮ってもらった。
さっそく滝を登る。
左岸から簡単に登れる。
記録にある通り滝にステップが切られていたけど使わなくても登れる。
滝上からの眺め。
滝を越えるとひたすらナメ、ナメ、ナメ!
まさに天国。
どこまで行ってもナメが続く。
というよりナメではないところがない。
この滝は左岸から。
いよいよ源頭部。
要所の分岐にはご丁寧に赤テープが付いていて迷うことはない。
せっかくなので赤テープを全部回収しようと思ったけど多すぎてやめた。
沢登りはフートファインティングも一つの楽しみなのでこういうことはやめてほしい。
ということで迷うことなく赤水沢の源頭部へ。
赤テープなくても踏み跡がはっきりしているので問題ない。
赤水沢も源頭部からナメ。
まるで舗装された道路のよう。
本流に合流。
ここまで約2時間半。
ここでおにぎりを食べつつ小休止。
天気も良くて最高の気分だ。
ここから先もひたすらナメ。
いくつか小滝も出てくるがロープなしで下れるし、要所要所にはボルトが打たれているので懸垂下降の支点も問題ない。
これが2段10m滝。
問題なく下れる。
そして核心の兎滝。
記録だと左岸を懸垂しているようだが、見渡してみるとそれほど傾斜もなくアクアステルスなら問題なく下れそう。
ということで左岸の滝の中段まで下って、そこから右岸にトラバースして下ったら難なく下りれた。
赤水沢のハイライトはここで終了。
結局ロープは1度も使わなかった。
この後もひたすら続くきれいなナメを歩いて、
赤水峠へと続く沢に合流。
そこから40分ほどで桃洞沢との合流地点に着いた。
ここで小休止。
今回はマッサマンカレーとプレーンおにぎりを用意してきたので一緒に混ぜて食べたら、タイカレー風になってすごいおいしかった。
今度また試してみよう。
ここからは来た道をてくてく歩いて駐車場に戻った。
桃洞沢は人がたくさん入っている分秘境感は感じられないけど、すごくきれいで素晴らしい沢だった。
紅葉の時季に行ったらさらにきれいなんだろうな。
帰りは森吉山荘の温泉に立ち寄る。
入浴後休憩室で休んでいたら地元のおばちゃんたちが話していた。
東北の方言マニアとしてはこのチャンスを逃すまいと会話を聞いていたが、本場の秋田弁はすさまじく、会話の1%も理解できなかった。
同じ日本人なのにまるで違う言葉だな。
でも、こういうローカル感がたまらなく好きだ。
(コースタイム)
クマゲラ保護センター(8:10)~桃洞滝(8:55)~赤水沢源頭(10:25)~赤水沢本流(10:40)~兎滝(11:05)~赤水沢桃洞沢分岐(12:20)~休憩(15)~クマゲラ保護センター(13:00)
桃洞沢は秋田県の森吉山塊にあるひたすらナメが続くという天国のような沢。
週末にフルマラソンがあるから行くかどうか迷っていたけど、天気予報を見ると降水確率なんと0%!!
ここ最近雨続きで全然晴れなかったし、このチャンスを逃すと一生行けないかもしれない。
行って後悔するのと行かないで後悔するの、これは行くしかないでしょ!
ということで当日朝5時出発。
行きは高速で松尾八幡平インターから下道。
しかし!
なんと太平湖へと続く途中の県道が崩落のため80kmも迂回させられるハメに…
気合の爆走で7時45分にクマゲラ保護センターの駐車場に到着。
ちょっと遅れてしまったけど、今日の行程は短いので焦らず出発。
出発地点のクマゲラ保護センターは営業していないみたい。
ここから桃洞沢と赤水沢との分岐点までノロ川沿いに2.1km。
途中のトロ場ではイワナが悠々と泳いでいる。
しかしここは遊漁禁止なのだ。
てくてく歩いて20分で分岐点。
ここから少し歩くと桃洞横滝。
桃洞横滝は幅広の滝でここからすでにナメが続いていて、期待に胸が膨らむ。
この少し先から入渓。
ナメを遡って、
滝の音が聞こえてきたなぁと思ったら突然目の前に巨大な滝。
これがかの有名な桃洞滝だ。
この滝は沢屋の間ではちょっとしたシンボル的な滝?なのだ。
というのも、今や絶版になってしまった吉川栄一著「ヤマケイ入門&ガイド 沢登り」の中でこのように紹介されているからだ。
「ひとりでも女性がいたら、男は慎重に言葉を選び、この滝をほめねばならない。
桃洞滝は巨大な女性◯器そのものなのである。カミ様もけっこうやるもんだ。」
学生の時この本を読んで、よくまぁ沢登りの本にこんなお下劣なこと書くなぁと思ってたけど、見て納得。
まさにそれなのだ。
ちなみにこの滝までは登山道が整備されていて簡単に行くことができる。
今日も何人か滝見見物に来ていたので写真を撮ってもらった。
さっそく滝を登る。
左岸から簡単に登れる。
記録にある通り滝にステップが切られていたけど使わなくても登れる。
滝上からの眺め。
滝を越えるとひたすらナメ、ナメ、ナメ!
まさに天国。
どこまで行ってもナメが続く。
というよりナメではないところがない。
この滝は左岸から。
いよいよ源頭部。
要所の分岐にはご丁寧に赤テープが付いていて迷うことはない。
せっかくなので赤テープを全部回収しようと思ったけど多すぎてやめた。
沢登りはフートファインティングも一つの楽しみなのでこういうことはやめてほしい。
ということで迷うことなく赤水沢の源頭部へ。
赤テープなくても踏み跡がはっきりしているので問題ない。
赤水沢も源頭部からナメ。
まるで舗装された道路のよう。
本流に合流。
ここまで約2時間半。
ここでおにぎりを食べつつ小休止。
天気も良くて最高の気分だ。
ここから先もひたすらナメ。
いくつか小滝も出てくるがロープなしで下れるし、要所要所にはボルトが打たれているので懸垂下降の支点も問題ない。
これが2段10m滝。
問題なく下れる。
そして核心の兎滝。
記録だと左岸を懸垂しているようだが、見渡してみるとそれほど傾斜もなくアクアステルスなら問題なく下れそう。
ということで左岸の滝の中段まで下って、そこから右岸にトラバースして下ったら難なく下りれた。
赤水沢のハイライトはここで終了。
結局ロープは1度も使わなかった。
この後もひたすら続くきれいなナメを歩いて、
赤水峠へと続く沢に合流。
そこから40分ほどで桃洞沢との合流地点に着いた。
ここで小休止。
今回はマッサマンカレーとプレーンおにぎりを用意してきたので一緒に混ぜて食べたら、タイカレー風になってすごいおいしかった。
今度また試してみよう。
ここからは来た道をてくてく歩いて駐車場に戻った。
桃洞沢は人がたくさん入っている分秘境感は感じられないけど、すごくきれいで素晴らしい沢だった。
紅葉の時季に行ったらさらにきれいなんだろうな。
帰りは森吉山荘の温泉に立ち寄る。
入浴後休憩室で休んでいたら地元のおばちゃんたちが話していた。
東北の方言マニアとしてはこのチャンスを逃すまいと会話を聞いていたが、本場の秋田弁はすさまじく、会話の1%も理解できなかった。
同じ日本人なのにまるで違う言葉だな。
でも、こういうローカル感がたまらなく好きだ。
(コースタイム)
クマゲラ保護センター(8:10)~桃洞滝(8:55)~赤水沢源頭(10:25)~赤水沢本流(10:40)~兎滝(11:05)~赤水沢桃洞沢分岐(12:20)~休憩(15)~クマゲラ保護センター(13:00)