ぼくの近代建築コレクション
東京の都心と下町を中心に、戦前に建てられた古い建物の写真を投稿していきます。
 




さたけ、あけぼの商会。台東区台東3-1。2008(平成20)年3月1日

清洲橋通りの佐竹通り南口交差点のそばで、写真の二軒長屋の裏は佐竹商店街。現在も建物は残っていて、看板もそのまま。ただし営業しているかどうか。
下の写真はビルを1棟おいた並びで、銅板貼りの二軒長屋と右のマッサージの看板の家は今もそのまま。屋根の形が異なるが、あけぼの商会の長屋を各戸1間づつ縮めただけ、といったようなよく似た外観である。長屋は撮影時のときもすでに空き家のような状態だ。今は写真左の松下第三ビルとその裏側の佐竹商店街の商店が取り壊されてTimesの駐車場になっている。取り壊された商店街の店は、どんな店だかは知らないが「ようらん、小松屋、富士長」と思われる。


二軒長屋。台東3-1。2008(平成20)年3月1日



白秋。台東3-2。1987(昭和62)年3月8日

佐竹商店街の南口の近く。写真右の中華料理の「白秋」は、1986年の住宅地図では「カミヤ」なので、開店して間もないのだろう。その並びは「ハッピー堂」「割烹玄海」。写真左は「山下陶器店」「トラヤ文具店」など。
写真ではまずまずの賑わいだが、商店街のこの辺りは、現在はかなりひどい有様で商店街の体をほとんどなしていない。ビルに建て替わっているのはいいが、建物が取り壊されていたり、シャッターを下ろしてだいぶ経つような店が目立つ。

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