ぼくの近代建築コレクション
東京の都心と下町を中心に、戦前に建てられた古い建物の写真を投稿していきます。
 





上:お静。墨田区向島5-17.2013(平成23)年8月3日。
右:Google地図、ストリートビュー

墨堤通りの言問団子の店の辺りの向かい側。古い家屋は地図では「ワインショップ&バーお静」。
隣は空地だが、ストリートビューではそこに建っていた家がまだ見られる。正面左側を店舗にした民家で、消えかかった看板の文字は「高級草履卸」と読める。建物右のブロック塀には「マツサージ指圧」のやはりだいぶ摩耗した看板がかかっている。
『追憶の東京 下町、銀座編』(絵:小針美男、文:川本三郎、河出書房新社、2006年、1500円)に「墨堤通り沿いの民家」として平成元年4月10日に書いたペン画が載っている。そこでは、お静の家は和風下見板で、「平山洋服店」である。「いかだ流しそば」の看板の上の位置に「花街入口→」の縦書きの看板があって、よく目立っていたらしい。ネットでは『 東京-昭和の記憶-』の「墨堤~向島界隈」で1989年撮影の写真が載っている。



いざ酔い。向島5-17.2013(平成23)年8月3日

墨堤通りの言問団子のところから分れて水戸街道へ向かう通りで、検番通りとの交差点角に看板建築の長屋が残っている。元は三軒長屋だったかと思う。1985年の地図では左から「ファッションリー、のうちや、テーラー橋本」。

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