ぼくの近代建築コレクション
東京の都心と下町を中心に、戦前に建てられた古い建物の写真を投稿していきます。
 





日本国有鉄道本社旧館
千代田区丸の内1-6
1986(昭和61)年9月23日

東京駅の北端の向かいに建っていた国鉄本社ビル。撮影時の住宅地図では西隣に新館があり、新館の日本工業倶楽部が向かいにある角が「国鉄PRセンター」である。旧館のほうは鉄道省の庁舎として1938(昭和13)年に完成した。設計=鉄道省公務局設計課、施工=飛鳥組・清水組、構造=SRC8階建て。戦前の竣工といっても震災復興も終わって様式建築の時代も終わったように感じるビルである。官庁の建物なので外観を考慮したり正面を飾ったりする必要がなく、もっぱら実用性を追求したのだろう。日中戦争が始まり余裕もなくなったに違いない。完成時は容積では日本一大きいビルだったようだ。
1998(平成10)年に取り壊される前年に一般公開され、見に行かれたk-kai氏が 『廃景禄>国鉄本社』で報告されている。興味深いのは屋上の「耐弾層」という爆弾から建物を守るための厚いコンクリートと鉄筋の補強。昭和16年、対米戦争が始まる前の工事らしい。対米戦争は必須、そうなれば帝都は空襲を受ける、と見ていたということだろうか。

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コメント
 
 
 
国鉄本社 (u)
2015-02-19 16:17:55
初めまして。
急なメール申し訳ございません。
掲示板を見てメールさせて頂きました。
テレビ制作会社の梅津と申します。

ただ今、下山事件について調べているのですが、下山総裁関係の資料として当時[昭和24年もしくは20年代の頃もの、もしくは建て替え前の]国鉄本社の写真を探しております。
ホームページを拝見させて頂いたところ、国鉄本社の写真を載せられていたので写真がないかと思いメールさせて頂きました。

もしよろしければお返事頂ければと思います。
よろしくお願い致します。
umezu@5019.tv
 
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