ぼくの近代建築コレクション
東京の都心と下町を中心に、戦前に建てられた古い建物の写真を投稿していきます。
 





吹田(すいた)商店
中央区築地4-11
1999(平成11)年

当ブログ前回で吹田商店の写真を掲載したが、別の写真があったので再登場である。晴海通りの向こうに小さく写っているだけだが店舗の全体と近くに寄っての店先の写真である。吹田商店の隣の看板建築の四軒長屋は、1986年の住宅地図では「高島屋海苔店、ヨネモト、東山堂(陶磁器・ガラス器)」。現在は「クロスフォー築地」というビルに替わって、吹田商店から米本珈琲本店まで、そっくりビルの1階に収まっている。
1枚目写真右手は築地4丁目交差点。角が和田老舗(什器)という店の2階建ての店舗がある。現在はこの建物は取り払われて、その後ろに下がって「築地和田老舗ビル」が建てられている。最近、晴海通り沿いに建ったビルは通りを広げるのか、後退して建てられている。今のところ歩道が広くなっただけで、そこにテーブルを出して商売している店もある。



大松商店。築地4-11。1991(平成3)年5月5日

吹田商店の角から築地場外に入ったところ。写真左奥が晴海通り。1986年の住宅地図では、角の吹田商店から右手前へ「富屋、喜多品、定松、大松商店、上野商事、赤鳥居本店」という記載。
喜多品と大松商店の間の建物は屋根が架かっているだけの空間で本体の建物はその奥にあるようだ。下の写真ではそこに「PALETTE CLUB」の看板が架かっている。イラストレータの養成学校ということだ。妙な立地ではあるが生徒には受けるかもしれない。
現在では「清水商店」の看板はなくなり、大松商店は「まぐろやき」の店になった。



左:1999(平成11)年、右:2011(平成23)年11月7日

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