ぼくの近代建築コレクション
東京の都心と下町を中心に、戦前に建てられた古い建物の写真を投稿していきます。
 




旧三河屋酒店。文京区根津2-31。1989(平成1)年9月10日

藍染大通りの中ほど、南側の町並み。写真右端は岡村建設の事務所かと思う。ここまでは芋甚のある30番地。路地(入るとすぐ細密ペン画の杉山八郎画伯のギャラリーがある)があって、その先は仕舞屋が多いので、『不思議の町根津』(森まゆみ著、ちくま文庫、1997年)を参照して昔の商売がなんだったかを挙げてみる。
まず元酒屋だった出桁造りの家(空き家というよりほとんど廃屋に見える)、元うなぎ屋梅月、竹細工職人の榎本家、「照明・電気工事」の看板がある店、元すし屋、榊原商店、大沢園(茶)、5階建てのビル、である。
現在では元酒屋の家と榊原商店の右隣の家が建て替わったり、大沢園が取り壊されたが、大きな変化はないように見える。



左:1986(昭和61)年4月、右:1992(平成4)年4月29日

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