ぼくの近代建築コレクション
東京の都心と下町を中心に、戦前に建てられた古い建物の写真を投稿していきます。
 




温泉橋。静岡県伊東市猪戸2。2015(平成15)年1月19日

猪戸通りは南へいって温泉橋で寺田川を超えると「温泉橋通り」になる。
写真右手の軽自動車が走っているところが温泉橋。川はこのあたりでは一般の改修された都市河川のように、石垣で護岸された溝状のところを流れている。左から右へ、340m流れたところで伊東大川(松川)に合流する。写っている建物は猪戸2丁目にあり、川から手前は岡広町(おかひろちょう)である。



左:温泉橋、2006(平成18)年11月24日。右:温泉橋上流の橋、2015(平成15)年1月19日

温泉橋は「昭和二十四年四月竣工」の銘板がついているが、欄干や親柱の上の街灯などは改修されているようだ。
右写真の橋は温泉橋のひとつ上流の橋。1枚目写真で温泉橋通りから左へ分かれている道路の橋だ。その橋を渡っても交通標識に従うと温泉橋を渡ったところへ出てしまうだけで、ほとんど利用価値がないように見える。親柱もない無名橋のようだが、橋本体を横から見るとアーチ橋に見える。これははたして構造的にもアーチ橋なのだろうか? たんに見栄えをよくするだけのものにしろ、使われることもほとんどないような主要道の脇の橋がなぜ? と不思議だ。

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