ぼくの近代建築コレクション
東京の都心と下町を中心に、戦前に建てられた古い建物の写真を投稿していきます。
 





上:相幸酒店。千葉県松戸市松戸
2007(平成19)年3月28日
左:フタバ時計店。1989(平成1)年4月1日

春雨橋そばの 岡山栄泉堂から少し南へ行ったところ。相幸酒店は旧水戸街道沿いに見られる古い商店に多い構えの家だ。店舗の裏に住居や倉庫が長く続いている。明治末の建築かもしれない。『昭和の松戸誌』(渡邉幸三郎著、崙書房出版、平成17年)では、屋号は「相模屋の幸三郎名より」ということだ。
相幸酒店の左は「宇田川ビル」で、店は「京葉ガスサービスショップ春雨橋店」。『昭和の松戸誌』記載の昭和12年家並み図では「宇田川家具店」だが、燃料を主に扱っていたそうだ。京葉ガスの店になったのもその関係だろう。
写真右の駐車場にあったのが左写真の2軒。フタバ時計店は、昭和12年家並み図に「双葉屋時計店」として出ている。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )