ぼくの近代建築コレクション
東京の都心と下町を中心に、戦前に建てられた古い建物の写真を投稿していきます。
 




新光でんき。台東区東上野6-9。1988(昭和63)年5月1日

東上野6丁目は清洲橋通りの東、浅草通りの北。写真の家並みは東上野5丁目の上野下アパートの北にある竜谷寺という寺の向かい側である。旧町名だと浅草北清島町。当ブログのカテゴリーでは「浅草」に分類すべき場所だが現町名が東上野だから「上野・谷中」に入れた。
東上野6丁目の2・3・8・9・11・12番地と10番地の南側は空襲による焼失を免れたようだ。恐らくここを境に隅田川を越えた荒川の辺りまで一面の焼け野原になったのだろう。よく見ると今でも戦前の建築と思われる木造の家が見つかる。
写真左端が交差点角の野中ビルという5階建てのビル。その隣から親光でんき、ビューティショップ(クリーニング)、民家、民家、喫茶ピッコロ、松楽(居酒屋だと思うのだが「大盛大サービス/煮込みとライス/ドカベン○○」の看板)。
現在は清洲橋通りに沿っては、2002年2月に竣工した「住友不動産上野ビル8号館」というビルになった。9番地のほぼ3分の2を占める。



三共バーナー。1991(平成3)年6月30日

清洲橋通りから野中ビルの角を東へ入ったところ。住宅地図では右から、吉沢事務所、三共バーナー、車庫。

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