ぼくの近代建築コレクション
東京の都心と下町を中心に、戦前に建てられた古い建物の写真を投稿していきます。
 




順天堂医院本館。文京区本郷3-1。1988(昭和63)年10月16日

「お茶の水の順天堂」という人が普通で、「本郷の」では通じにくい。外堀通りに面した写真の建物は本館の外来棟で、その後ろに病棟があった。平成2年春に解体された。現在の本館は1993年5月の竣工。
『東京建築懐古録Ⅱ』(読売新聞社編、読売新聞社、1991)には「昭和2年7月竣工、施工は大林組、設計者などの詳細は不明」としている。4代目院長、佐藤達次郎による事業である。



順天堂医院本館病棟。1988(昭和63)年10月16日

本館外来棟の北にある病棟は4階を増築している。建物の中央に木が生い茂る中庭があり「ロ」の字型の平面である。


順天堂医院本館
1986(昭和61)年5月

ぼくは20歳くらいのときに、ここに何回かかよって治療したことがある。なんの治療かは言うほどのことではない。母は浦安順天堂だが、入退院を繰り返していた。今も叔母の付き添いで浦安順天堂に行くことがある。我が家はわりと順天堂とは縁があるようだ。

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