ぼくの近代建築コレクション
東京の都心と下町を中心に、戦前に建てられた古い建物の写真を投稿していきます。
 





石積の蔵
文京区本郷2-36
1988(昭和63)年2月21日

写真右手に弓町本郷教会が見えている。教会の後ろで建設中のビルは本郷瀬川ビル。写真右の道を手前に進むとすぐに春日通りの真砂坂上交差点である。
大谷石の3階建ての蔵は木造2階建ての和風家屋(小林家)に附属しているようだ。蔵というと質屋を連想するが、どんな商売をしていたのだろう? その家の1階の壁も左の写真のように大谷石を貼っているのが珍しい。間抜けなことに、道路の角に立っているのに、その方からは写真を撮っていない。
教会と小林家の間の道は春日通の南側の裏通りになるわけだが、江戸時代からある古い道である。旧住所の弓町と真砂町の境になっていた。
現在はマンションに変わったが、写真左の駐車場にした家は今もある。

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