龍の声

龍の声は、天の声

「法華三部経のあらましと要点①」(抜粋)

2020-02-07 21:58:50 | 日本

「法華三部経のあらましと要点」のHPを是非参照し、学んで欲しい。
以下、感じたところを抜粋する。


◎法華三部経とは、無量義経・妙法蓮華経・仏説観普賢菩薩経。


性・相・空・寂、すなわち、〈この世のあらゆるものごとのありようは一切が 平等で、つねに大きな調和を保っている〉ということです。われわれが肉眼で見る現象は、大きいとか小いさいとか、生ずるとか滅するとか、止まっているとか動ごいているとか、さまざまな差別や変化があるように見えますが、その根本においては、ちょうど虚空というものがどこをとってもおなじであるように、ただ一つの真理(法)にもとづくものであることを見極わめねばならないのです」


諸法実相といえば、たんに〈ほんとうの相〉というぐらいの意味に解いされていますが、諸法実相などという場合の〈実相〉というのは、もっと深遠な意味であることを記憶しておかなければなりません。


一切の人びとに最高無上の悟り(仏の智慧)を求める心を起こさせるためです。また、この教えはどこに住みつくのかといいますと、人びとが菩薩行を行なう、その実践の中にこそ住するのであります」


菩提心を起こさせる〈無量義〉の教えは、その菩提心を起こすことを目的としている。実践 してこそ、この教えの生命は発現する。


物質・肉体などにすっかりとらわれて、精神の自由自在を失しなっているから苦しいのです。


仏さまの教えは最終的にはただひとつ〈仏になる道〉しかない。


苦労しながらものごとを創造していくことこそ人生の意義であることを悟り、その苦労を楽しむ 境地にまで、心が高まっていく。こうして、人生の旅人であるわれわれひとりびとりが、自分の性格に応じ、才能に応じ、職業に応じて、〈自分をも、他人をも、世の中全体をも、しあわせにするものごと〉をたえず創造していけば、それらの創造のはたらきは、かならず大きなところで一種の調和をつくりだすものです。そのような創造と調和の状態こそが、人類究極の理想のすがた(この上ない宝もの)なのです。


「われわれは、ほんとうはすでに救くわれているのだ。われわれの本質は、久遠の本仏と一体の、自由自在な仏性なのだ。その事実を知らないために、苦の人生をさまよっているのだ。だから、救われるのは、なにもむずかしいことではない。自分の本質が仏性であること、つまり、はじめから救われているのだということを真に自覚しさえすればそれでいいのだ」という教えがのべられている。

※人間は本来「神の子」、そのままで完全円満である。









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