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「白洲次郎の名言・格言23選」

2024-08-21 06:39:25 | 日本

白洲次郎は、終戦初期にGHQ対応として、特に有名である。
日本の政治家、外交官、そして文筆家として多岐にわたる活躍を見せた卓越した人物です。
今回は、そんな白洲次郎の過去の発言や著書から、彼の思想や哲学を反映する洞察に満ちた名言・格言をいくつかご紹介します。白洲次郎の言葉には、時代を超えて多くの人々に影響を与える力があります。彼の深い知識と独自の視点から生まれた言葉たちは、今もなお多くの人々の心に響き続けています。


・人に好かれようと思って仕事をするな。むしろ、半分の人には嫌われるように積極的に努力しないと良い仕事は出来ない。

・永続性のない様なことはせぬがよい、しても無駄だから。

・臭い物は蓋をしないで、いつか始末しなけりやならないんだから、外へ出したらいいんだ。

・われわれは戦争に負けたが、奴隷になったのではない。

・弱い奴が強い奴に抑え付けられるのは世の常で致し方なしと諦めもするが、言うことだけは正しいことを堂々と言って欲しい。

・このごろのマスコミの論調をそのまま世論だとお思いめさるな。国民はそんなに軽率でもないし一方的でもありません。

・地位が上がれば役得ではなく“役損”と言うものがあるんだよ。

・長く大事に持っているものは人に貰ったものより自分自身の苦心の結晶に限る。

・どうしたらよくなるか、それを工夫してゆくよりしょうがないじゃないか。

・日本人も日本も欠点だらけらしいが、人間も国家も完全ではあり得ない。

・今の日本の若い人に、一番足りないのは勇気だ。

・個人間においても、国際間においても、本当の友情は腹を割り合った仲にのみ生れる

・自分の良心はきれいだと思ってるから、人が何言おうと平気なんだ。

・熱意だよ。日本でも明治維新の時の政治家とか実業家は、熱意があったからあれだけの仕事が出来たんだね。

・プリンシプルとは何と訳したらよいか知らない。「原則」とでもいうのか。

・お偉方諸氏もみんな一度は若かったのだ。

・現代をあんまり早く掴み過ぎた奴は、いつでも不幸になっちゃうんだ。

・人様にしかられたくらいで引込むような心臓は、持ち合わせがない。

・このごろ、経済界で、合理化合理化と盛んに、云ってるけど、今の経営者に非常に大事なことは、何よりも先ず心構えを変えることだ。

・外国なんていう意識がなくなれば戦争もなくなるかも知れぬ。

・井戸の中の蛙は大海を知らないという諺があったようだが、大事なことは、この蛙が大海を知る可能性がないにしても、井戸の中にいる自分を、井戸の外から眺められることさえ出来れば、用はいくらか足りるような気もする。

・自分よりも目下と思われる人間には親切にしろよ。

・天皇陛下からの贈り物をその辺に置けとは何事か!