元高校教師のブログ[since2007/06/27]

地元仲間とのウォーキング、ハイキング、サイクリング、旅行の写真入報告。エッセイや意見も。

吉田松陰が身を隠した松戸・本福寺から早春の千駄堀界隈を歩く

2018-03-04 12:24:45 | ウォーキング

実施日;2018-03-02
天気;晴れ、気温は15℃くらいか。
同行者;鎌ケ谷ハイク&ウォークの会、メンバー4人
カメラ;Pentax X90

※このコースは過去にも歩いているので、地図などは以下を見てください。
 →吉田松陰滞在の松戸・本福寺から21世紀の森と広場へ 

 [歩行コース・タイム]--*トイレ
(新京成)上本郷駅(8:30)→(8:35)風早神社(8:50)→(9:00)宮ノ下湧水地(9:05)→(9:10)いずみ幼稚園前→(9:20)カンスケの井戸(9:25)→(9:30)本福寺(10:00)→(10:05)本覚寺(10:15)→(10:20)明治神社(10:50)→(11:20)*松戸運動公園(12:00)→(12:10)土屋家・長屋門(12:20)→(12:25)香取神社(12:30)→(12:40)円能寺(12:55)→安蒜家・長屋門→(12:10)「*21世紀の森と広場」南門→(13:30)(武蔵野線)八柱駅→(13:35)ガスト[昼食・打合せ]

※参考資料(吉田松陰と本福寺)→吉田松陰ゆかりの寺」 - Biglobe
 【昔話】本福寺の切られ地蔵(松戸)へ 千葉ツーリング

風早神社~宮ノ下~いずみ幼稚園~カンスケの井戸--この辺りの丘陵下は、あちこちに
湧水があったようだ。その名残が宮ノ下湧水地、いずみ幼稚園境内、カンスケの井戸
などである。いずみ幼稚園境内は初めて知ったが、この幼稚園関係者(もしかしたら、
園長か理事長?)から直接教えてもらった。


寒桜系か?  宮ノ下~いずみ幼稚園への道(斜面林)で。


今は小さな池だが、昔は飲み水や農業用水に利用されていた。隣の本福寺へ登る階段道は「井戸坂」と言われ、里人が日々通ってきた坂だろう。

松蔭所縁の本福寺--吉田松陰は千住・葛飾新宿(にいじゅく)・江戸川(松戸川)・松
   戸宿と歩いてきた(松戸川は夜陰にまぎれて船で渡った)ようだが、松戸宿は危険
   なので、そこから離れた山里の本福寺を頼って客人となったのだろう。あとから
   述べる明治神社方面から当寺に来たようだ。


「身ハたとひ 武蔵の野辺に 朽ちぬとも 留置まじ 大和魂」
  よく見ると二十二歳とある。先ずは、年齢に驚いた。黒船に単身乗り込もうとしたのは、もっと若いころのはずだ。この年齢で、激動の幕末に国内情勢も知っておこうと東北巡遊を試みたのか。今の若者とは雲泥の差だ。 

 
村の若者たちが切りつけた大男はお地蔵さんだったのか?


元治元年(1864年)に松戸本郷で斬首された水戸藩浪士・佐藤久太郎の墓。
ひっそりと草叢に埋もれていた。


本覚寺墓地からの富士山。むかし本覚寺の境内に「富士見の松」というのが
あったそうだ(上本郷七不思議の一つ)。我々が立っていた辺りだろう。昔の方がもっとよく見えたはずだ。

明治神社の寒緋桜(?)--名前からして妙だなと思った。明治政府の廃仏毀釈の猛威の
 時代に、何故か、それまでの妙見社の名前を替えたのだという。
 妙見菩薩は北極星や北斗七星の化身。
 そう言えば、本福寺鐘楼の前に、上本郷にある寺社の配置図が石に刻まれていた。
 本福寺を中心に各寺社が方位通りにきちんと配置されているのだ。そういう図面
 であった。妙見社は本福寺から見て北斗七星の方角なのだ。
 切られ地蔵は、元この神社の近くにあったとのこと。さらに、神社の裏手には巨木
 が多く、こんもろと盛り上がったマウンドの土は貝殻の破片だらけ。何と、ここは
 貝塚だったという。

↑ 神社はコヒガン桜(?)が真っ盛りであった。晴天でもあるし、ラッキー!!

その後、松戸運動公園まで歩き、そこで「おやつタイム」。ダベリながら
ゆっくりと休憩。さて、土屋家長屋門の方へ行こうと、グランド内の道を
進んだら出口がない。止むを得ず、グワット一周させらた。
ために、だいぶ時間のロス。

だが、そのあとの千駄堀道が最高。早春の花々が迎えてくれた。


サンシュユの花木(円能寺手前の古民家の庭で)

円能寺--香取神社からの道が分かりずらいと思ったが、円能寺の幡が案内して
 くれた。


福寿草が咲いていた


縁起物ですね


長い長い貨物列車が通過した(武蔵野線脇の小道から撮影)


マンサクの花(古民家の庭で)


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