ユラーナ Ulana - A bridge between Japan and Overseas Countries

龍神由美のブログ。江戸の面影を残す川越に、先祖代々300年住んでいます。私の川越暮らしを綴ります。

川越・荻野銅鐡店

2011年05月14日 | 川越
川越の一番街に、荻野銅鐡店という、主に南部鉄の製品を扱うお店があります。





ここのお店も、明治26年の川越大火の後に建てられた歴史ある建物です。

昔の電話番号が。



お店の中には、電話室も残っています。



外の南部風鈴が涼しげです。このお店の風に揺れる南部風鈴の様子は、2年前のNew York Timesにも掲載されました。



所狭しと並べられる商品。



私は、約10年前に、こちらで、南部鉄の鉄瓶をいただきました。龍がデザインされているものです。



母に教えてもらって、昔ながらに、炭で火をおこし、じっくりと時間をかけて、お湯を沸かしたことがあります。
炭で時間をかけて沸かしたお湯は、ガスと違って、とても味がまろやかでした。しかし、いつも炭で、というわけにはいかないので、ガスですが、毎日一回は、この鉄瓶でお湯を沸かして、お茶を飲んでいます。鉄分が取れて、体にいいと思います。

火鉢は、我が家に昔からあるものですが、柄が美しいので、私は、とても気に入っています。長いこと、縁の下に眠っていたのを、鉄瓶を買った際に、持ち出しました。





荻野銅鐡店、のぞいてみませんか?これからの季節、風鈴が爽やかさを呼んでくれることでしょう。荻野さんは、和菓子の亀屋さんの斜め前にあります。


ユラーナ








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