ご報告が遅くなりましたが、先週末の2月20日(土)と21日(日)の両日、「月の沢龍神冬まつり」が開催されました。
いくら暖冬とはいえ、2月の末にあの北月山荘で「雨」が降るなんて信じられますか?
しかも北月山荘にとって、一年で一番大きなイベントの当日に・・・
昨年は二日間とも晴天、その前の年は大雪、それ以前の5回も雪は降っても雨なんか降ったことはありませんでした
正直大雪の心配はしても、雨の心配は天気予報を見るまでしていませんでした。
本当は天気予報を見ても、天気予報自体を疑ってかかっていましたから(笑)
まさか、本当に降るとは・・・
それも花火の時間帯に・・・
愚痴はこの辺で、こっからはイベントの模様をご報告(笑)
●2/20(土)
この日は、さくらんぼテレビの「昼ドキ!TVやまがたチョイす」の生中継があったため、朝から中継車やら取材クルーやらが冬まつり会場に来てくれました。
↑さくらんぼテレビの「世永聖奈(よながせな)」アナウンサーと、メイン雪像の「龍神様」
アナウンサーさんはカメラの近くに立っているのでサイズ感がわかりづらいとは思いますが、龍のひげのあたりにいる子供たちと比べるとその大きさもわかるかと思います
月曜日から毎日作業して前日にようやく完成させたのに、イベント当日の朝に見たら、鼻やら口やらが下に落ちた無残な姿になっていました。すべて、雨と季節外れの気温上昇のせいです
上の写真はテレビ中継に間に合うように大急ぎで鼻や口を直したものですが、本来の形に比べると鼻が2m以上は短くなってしまっています。それでもしっかり時間まで仕上げちゃう、うちの職人さんはさすがです。阿部さん、本当にありがとうございました
この日の中継のメインは「寒中イワナつかみ取り」
本当は翌日のみのメニューだったんですが、一番画面映えしそうなこのメニューを翌日の宣伝を兼ねて行いました
雪を固めてつくった広場に穴を掘り、そこにビニールシートを敷いて水を張っただけのプールです
ビニールシートの下はもちろん「雪」。
断熱材なんかいれてません(笑)
そこに裸足で入るわけですから、覚悟を決めた参加者も水の冷たさに、一斉に悲鳴を上げています
↑世永アナも頑張って一匹ゲット!!
水から上がった参加者の足はみんな真っ赤になっていました
参加された皆さん、お疲れ様でした
中継も終わり、イベントも通常の流れに戻ります。
日中の一番人気はやはり滑り台。
長さ50mほどの滑り台を2レーン設置しました
急傾斜のストレートのコースと、傾斜のゆるいジャンプ台付きのコース
↑みんな盛大にジャンプしてます(笑)
今年は、ジャンプ台付きの方が人気があったかな?
夕方が近づき、お客さんがどんどん増えてきます。
あらかじめ確保しておいた駐車場はすでに満車
それでもお客さんは増え続けます。
お客さんの目的はもちろん、イベントの目玉「雪上花火ショー」
が、しかし・・・
この時間になって風と雨が強くなってきました
風速10m以上にならない限りは打ち上げは決行しますが、見ているお客さんは寒い中で雨風にさらされるわけなので、やはり天気がいいにこしたことはありません
打ち上げ時間になっても、雨風が弱まることはなくそのままスタート
風に流されてはしまいましたが、花火自体はとてもきれいでした
しかし、「頭の真上に上がる花火」というコンセプトがあだになりました。
写真を撮る際はカメラを上にあげることになるため、どうしてもレンズに雨粒がついてしまい、写真として綺麗に残すことはできませんでした
イベントが終わった後に綺麗な写真を眺めるのが楽しみだったのに・・・
↑花火が終わった後も、山形大学の花笠サークル「四面楚歌」による花笠演舞や
↑巨大かまくらをスクリーンに見たててのプロジェクションマッピングなどを行いました。
しかし、悪天候により、もうひとつの目玉だったスカイランタンは試験飛行のみを行い、残念ながら中止に・・・
どんなに時間をかけて準備しても、屋外イベントは天気にはかないません
スカイランタンが中止になり、花火だけを見て帰るお客さんが多く一斉に帰路についたため、帰りのシャトルバスや臨時バスを待つお客様の大行列ができてしまいました
雨の中、長時間並ぶことになってしまった方々には、大変ご迷惑をおかけしました
帰りのピーク時間の分散や、送迎車両のさらなる拡充等、来年への課題となりました。
・・・長くなったので、21日の模様は次回ご報告します。
今日中に更新できるかな?
【お問い合わせ】
庄内町商工観光課立川地域観光振興係
電話0234-56-2213