必然的なヒストリー

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戦国自衛隊・感想レビュー(前編)「戦国無双・小早川秀秋」

2006-01-31 23:12:21 | 歴史ドラマレビュー

密かに楽しみにしていた「戦国自衛隊」 。

自衛隊が1600年にタイムスリップしてしまうという荒唐無稽なこの設定。
だがしかし!
見ていて大変面白かったです。
では物語のツッコミへ。

まず、戦車などの軍事兵器は燃料・弾薬が無ければ、ただの鉄くずです。
最初の1時間でかなり戦車やバイクを乗り回していたので、
燃料が持つかどうか見ていて心配になりました。

そして渡部篤郎さん演ずる嶋村が放った言葉
我々は覚悟を決めてこの時代に住むしかない
えええええっ!帰る方法を考えましょうよ。諦めるの早すぎ!
と思ってみていたら喀血ですか。余命1年ですか。ならばよし。
そんでもってキューティーハニーは変身していないので存在感ゼロ!
佐藤江梨子はただのその他大勢扱い!

まあ、それはどうでもいいですが
やはり家康役の津川雅彦!喰えなさそうな親爺をうまく熱演。
ただでさえ、この時期の家康は胡散臭いのに、津川ピヨ彦が演じると胡散臭さ倍増!
ついでに側にいる高台院も胡散臭く見えました
石田三成役の竹中直人さんがいい人に見えるから不思議です。

問題の小早川秀秋・・。
自衛隊の皆さんは史実での小早川秀秋のアホッぷりを知ってか知らないのか
舐めてかかってます。戦車で遊ばせたり、バイクに乗せたりと警戒心無さすぎ。
それにつけてもこのドラマにおける秀秋の扱いは格好良すぎでしょう。
物凄い好青年です。信長の野望で言うと政治96統率100智謀77ぐらいはありそうです。
・・でも、やっぱり裏切ったバトルロワイヤル秀秋!(黒幕は家康ですが)
そして自衛隊のショボさもバトルロワイヤルⅡ並!
戦車で突撃して足軽ぐらい轢き殺したらどうだい?
相手は槍しかもっていないのだから。
戦車での突撃が難しい騎馬隊は上空から狙い撃ちする。
これでOKだと思いますが。
なぜ、相手に合わせて白兵戦にもっていくのだ?
本物の自衛隊が見たら激怒しますよ、コレ!

ということで、家康暗殺に成功したと思っている、そして予告編で三成に成り代わろうとしている嶋村さんの今後に一抹の不安を覚えつつ、来週の後編に期待したいと思います。


2 コメント

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Unknown (RYOH)
2006-02-01 00:04:41
やっぱ自衛隊は近接白兵戦には

させない戦術や陣形にしますよね!?



でも絵的に白兵戦あったほうがおもしろかったです
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Unknown (琉河岬)
2006-02-01 00:25:02
コメントありがとうございます。

確かに、絵的には白兵戦は鬼気迫るものがありましたよね!



現代の自衛隊では有り得ない稚拙な戦略ですがアレがないと物語が始まらないので結果的に良かったと思います。



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