NHKの「鎌倉殿の13人」に触発されたこともあって、30年ぶりに鎌倉を訪れ、ゆっくり春の一日を堪能しました。
長谷寺から大仏へと巡りながら、ふと思い出して鎌倉文学館に足を向けました。というのはこの近くの公園で、30年前に地域研究の仲間と一緒に思わず声を上げた発見があったからです。茂った樹木に取り囲まれたその小さな公園の一角には、なんと、こんな立札が立っていたのです。
「この公園の樹を切ると祟りがあります。鎌倉市教育委員会」
いやあ驚きました。「祟りがあると伝わっています」といった柔らかな伝聞表現ではないのです。きっぱり「祟りがあります」と言い切り、しかも「鎌倉市教育委員会」と明記。爆笑しました。大らかな良い時代です。残念なことに今回向かったその公園は、場所さえ分かりませんでしたが。
突然ですが昨日今日、国立市で「表現の不自由展」が開催され騒然としています。反日感情を醸成し住民間の対立を招く、こうした企画を拒めなかった行政。ここにははっきり、「祟りがあります」と立札を立てたいものです。
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