「ウルトラマンメビウス」で恒例になったなつかしウルトラマンシリーズで、今回はウルトラマン80登場!マジで80の後日談的なウルトラマン先生の話で良かった。
「ウルトラマン80」は私にとっても、見る側から参加者側に移行した思い出の作品。簡単に言うと、初めてアトラクション・ショーでデビューした作品が「ウルトラマン80・ショー」であって、スーツアクターとしての道を歩み始めたのが本作であった。
劇画事務所「佐藤プロダクション」を辞めた時、友人の漫画家・千之ナイフ君に誘われ「白鳥座」や「早川プロ」といったエキストラ事務所に入り、そこで知り合ったアクション事務所「辻チーム」の社長にスカウトされ、「越企画」という催事会社へ出向し、この「ウルトラマン80・ショー」でスーツアクターとしてデビューしたというワケである。
・・・もちろん、当時は一番下っ端であったから、主役の80を演じられるワケもなく、怪獣ゴモラを演じたのであった。会場にはタリスマンが唄う80の主題歌が鳴り響き、カッコ良く80が登場したのだが、子供達から「なあんだ、ちいちゃいや!」と言われた言葉が脳裏に焼きついてる(笑)子供達にはTVで観る「ウルトラマンは巨人!」のイメージがあるから、等身大で現れた事のギャップを指摘したのだろう。それで平成ウルトラマンでは、こういったイメージ・ギャップをなくすため、ウルトラマン達がしばしば等身大でも活躍する様子も描いている。
TVシリーズの「ウルトラマン80」は、80の人間態・矢的猛が学校の先生と、怪獣専門のチーム「UGM」の隊員を掛け持ちしているという設定だったが、「金八先生」などに合わせ、学園ドラマの面にウエイトが置かれていた。
本作のメイン監督だった湯浅憲明監督に伺ったところ、浅野真弓氏が演じた女性体育教師・相原京子の役は大場久美子を予定していたそうで、前年、大場嬢が演じた「コメットさん」にウルトラマンタロウ達が登場していた関係から、本作では相原先生の正体がコメットさんだったという話にする予定だったそうだ。
もし実現していたら、ウルトラの世界観とコメットさんの世界観がコラボレーションした画期的な作品になっていただろう!
・・・だが、番組は路線変更で、UGMのみの様子しか描かれなくなり、矢的猛も隊員としての姿だけで終わってしまった。
だから今回の「メビウス」で、学校OBのクラス会を開き、なつかし怪獣ホーも80を呼ぶために出現したなんてニクイね!そんなお膳立ての中に長谷川初範氏が再び矢的猛役で出演したのだから、未完だった80「学園編」をこれでちゃんと完結出来たので良かったという思いは伝わった。
さりげなく「ある日突然姿を消した」というセリフで路線変更もフォローしちゃうなんてスゲェー!(笑)
それから、こないだウルトラの父も登場したが、声を西岡徳馬さんがアテていたな!昭和のウルトラでは「父」の人間態は、「シルバー仮面」のイヤミな「叔父さん」こと大原道雄役や、「レッドバロン」の自転車警部を演じた玉川伊佐男氏が演っていたが、こうなると、平成のウルトラの父の人間態は西岡さんで決定だな!是非とも観てみたいぞ!
Ps、 個人的には、最期にアンドロイドになった城野エミの、その後も観たかったゾ!・・・アンドロイド・エリーのプロトタイプとして活用されたのか、もう、廃棄処分にされたのか・・・?。
「ウルトラマン80」は私にとっても、見る側から参加者側に移行した思い出の作品。簡単に言うと、初めてアトラクション・ショーでデビューした作品が「ウルトラマン80・ショー」であって、スーツアクターとしての道を歩み始めたのが本作であった。
劇画事務所「佐藤プロダクション」を辞めた時、友人の漫画家・千之ナイフ君に誘われ「白鳥座」や「早川プロ」といったエキストラ事務所に入り、そこで知り合ったアクション事務所「辻チーム」の社長にスカウトされ、「越企画」という催事会社へ出向し、この「ウルトラマン80・ショー」でスーツアクターとしてデビューしたというワケである。
・・・もちろん、当時は一番下っ端であったから、主役の80を演じられるワケもなく、怪獣ゴモラを演じたのであった。会場にはタリスマンが唄う80の主題歌が鳴り響き、カッコ良く80が登場したのだが、子供達から「なあんだ、ちいちゃいや!」と言われた言葉が脳裏に焼きついてる(笑)子供達にはTVで観る「ウルトラマンは巨人!」のイメージがあるから、等身大で現れた事のギャップを指摘したのだろう。それで平成ウルトラマンでは、こういったイメージ・ギャップをなくすため、ウルトラマン達がしばしば等身大でも活躍する様子も描いている。
TVシリーズの「ウルトラマン80」は、80の人間態・矢的猛が学校の先生と、怪獣専門のチーム「UGM」の隊員を掛け持ちしているという設定だったが、「金八先生」などに合わせ、学園ドラマの面にウエイトが置かれていた。
本作のメイン監督だった湯浅憲明監督に伺ったところ、浅野真弓氏が演じた女性体育教師・相原京子の役は大場久美子を予定していたそうで、前年、大場嬢が演じた「コメットさん」にウルトラマンタロウ達が登場していた関係から、本作では相原先生の正体がコメットさんだったという話にする予定だったそうだ。
もし実現していたら、ウルトラの世界観とコメットさんの世界観がコラボレーションした画期的な作品になっていただろう!
・・・だが、番組は路線変更で、UGMのみの様子しか描かれなくなり、矢的猛も隊員としての姿だけで終わってしまった。
だから今回の「メビウス」で、学校OBのクラス会を開き、なつかし怪獣ホーも80を呼ぶために出現したなんてニクイね!そんなお膳立ての中に長谷川初範氏が再び矢的猛役で出演したのだから、未完だった80「学園編」をこれでちゃんと完結出来たので良かったという思いは伝わった。
さりげなく「ある日突然姿を消した」というセリフで路線変更もフォローしちゃうなんてスゲェー!(笑)
それから、こないだウルトラの父も登場したが、声を西岡徳馬さんがアテていたな!昭和のウルトラでは「父」の人間態は、「シルバー仮面」のイヤミな「叔父さん」こと大原道雄役や、「レッドバロン」の自転車警部を演じた玉川伊佐男氏が演っていたが、こうなると、平成のウルトラの父の人間態は西岡さんで決定だな!是非とも観てみたいぞ!
Ps、 個人的には、最期にアンドロイドになった城野エミの、その後も観たかったゾ!・・・アンドロイド・エリーのプロトタイプとして活用されたのか、もう、廃棄処分にされたのか・・・?。
「ウルトラマンメビウス」は昭和のウルトラの世界観やキャラクターを大事にしながら作ってますよね。
80のパンチやキックをくり出す時の効果音は、前年の東宝作品「メガロマン」の時の効果音ですが、それを「ウルトラマンメビウス」でもそのまま使用してましたので、それだけキャラクターを守って演出したのでしょうね。
特撮を担当した鈴木健二氏は、「80」にも当時助監督で参加してましたので、キャラを知っていたのでしょうね。
ウルトラ警備隊の親組織・地球防衛軍の参謀だったタケナカが、世界中のGUYSを統括する最高責任者・タケナカ最高総議長となって戻って来たという事なのでしょうね。しかも登場の時、「ウルトラQ」のドッキリ音BGMを入れるのもシャレが効いてましたね!
そしてその最高総議長とサコっち隊長がタメなのがまた面白かったです。・・・しかし正体がゾフィー兄さんと言われていたサコっち隊長に、ゾフィーが乗り移っていなかったのは残念ですが、まだ裏がありそうですね!
また、宇宙ビートルも出して、科学特捜隊が出来た頃の話と繫げて、「ウルトラマン」の企画書設定もさりげなく生かした話になってましたね。(・・・しかし、2ちゃんの特撮板の住人達が言っていた『サコっち』が円谷プロ公認になっちゃいましたね。番組スタッフも、2ちゃん特撮板を観てるのでしょうね・笑)
「メガロマン」は残念なながらまだビデオ化もDVD化もされていないのですよ。あの作品は「美味しんぼ」の作者・雁屋哲先生が「男組」のSF版として企画したものなので、私も是非もう一度観てみたいです!