破李拳竜・日記

ここでは私・破李拳竜が行ってきた仕事やお遊びとかの日記を、つらつらと載せてあります。

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電エース・シリーズ 続き

2006年05月08日 00時26分53秒 | Weblog
 電エース・シリーズ撮影日誌の続き。

 新世紀となった01年ではインターネット放送局【電エースTV】という形で製作される事となった。「東京トイフェスティバル」とのコラボレーション作品ではフィギュアメーカー「マーミット」の赤松和光代表自ら悪役・マーミット人首領レッドウェイトというキャラを演じ、人類の半分はマニアだ!と思い込み、レア物フィギュア・マニアの心をつく作戦で、レア物フィギュア限定品3億個販売すればマニアが飛びつき世界恐慌が起きるだろうとたくらんだり、当時のトイフェス実行委員長・額田久徳氏(仮名)も特別出演していた(笑) 
                       
 また「電エース先生」という話では、河崎監督が特別講師をやっている俳優養成所で撮影されたが、ここの生徒の中に、私が時々世話になっているアクション事務所の社長の息子さんが居て、偶然出会ったものである。
 霊波サトー氏が、地球上全員の女性を1日一人ずつ地道に妊娠させ、3億5千万年後の3万5千世紀には地球人の子供達は全て《電エースキラーJR》にしてしまおうと企むサトー星人を演じていたな。

 05年の九月10月と揃い、「電エース」新シリーズDVDが2バージョンとも出揃い発売された。

●ポニーキャニオンDVD「快楽の超人 本家電エース」
●ローランズ・フィルムDVD 「元祖 電エース」

 の二本。6月某日、午前中はホラー映画「呪怨」が撮影されたロケセットの一軒家で室内シーンと温泉シーンの撮影。敵は「おっぱい星人」というただの水着の女の子。派手に水飛沫を上げたほうが画ズラが良いだろうと思い、わざと大きく倒れたりして水飛沫を上げたらカメラに水がかかってしまった、おっとこりゃ失礼。
 午後には「航空公園」へ移動。元スーパーヒロイン女優で、現在主婦の、通りすがりの元女優・萩原佐代子さんに出演してもらい、20年ぶりにスーパーヒロインに変身!「電A子」になってもらった。ついでに「兜王ビートル」のヒロインで今や「新・ブログの女王」となった中川翔子ちゃんも今回は悪役として登場!公園の野良猫の目から発する怪光線で電エースを倒すために製造された殺人アンドロイド・電エースキラーに変身! ・・・って、元々演出に関係ないウロついていたただのノラ猫を、即興で変身ビームを発射する宇宙怪猫にしてしまうとは、なんちゅうアドリブ精神じゃ?!(笑)
          
                  
 薩摩剣八郎さんの「ミニトークショー&サイン会」を行った、今年の「東京トイフェスティバル」会場に現れた、えむぱい屋製作作品『モーレツ怪獣大決戦』に登場したパチモン怪獣のメロメロンとヒーター星人相手に戦う!

 萩原佐代子さんの変身ポーズは、最初本人が演ったのは、おっぱいを強調した、本人曰く「エッチっぽいのがいいなあ~。」だったのですが、私が一応スーパーヒロインらしい変身ポーズに変更しました~。 電A子はマスクは、Aにズラ被せて、あの唇赤くしただけの使い回しなのだっ!
 ・・・しかし 萩原さんの美しさは二十年前とまったく変わりなく、とても四十代女性には見えない!萩原さんの正体は、実はサイボーグかアンドロイドなのでは?と思ってしまう。
         
 中川翔子ちゃんはもう、ディープな特撮娘なので、「遂に変身出来るんだ!」と、メチャ気合が入っていた。・・・しかしそこいらにいた、ただのノラ猫までも演出に加えて撮影してしまう河崎カントクのアバウトさ・・・いや、臨機応変な柔軟さはさすがなものですッ!

 相手役は「いかレスラー」で宿敵のしゃこボクサーを演じた谷口洋行君。彼は全シリーズの怪獣・怪人・宇宙人・ロボット・ただの闘牛士を演じたが、1日で10体近くのキャラクターを演じた経験は私にも無いな、大したもんだ。
 実はこの撮影中、闘牛士と戦って電エースは負けてしまうというシチュエーションだったが、倒れる時、手を付かずに頭から倒れる演技をしたが、マスクの内側にクッションが無かったので、内部のデコボコの角で右コメカミが切れてしまい、とてつもなく大量出血が起きて、まるでミルコ・クロコップVS藤田和之の初対決のように大流血してしまった!
 撮影中のケガはこれまでにも細かいケガは無数にしてきたが、どれも大事に至らず大した事はなかったが、頭をケガして顔面血だらけになったという経験は初めてだ!もし動脈を切っていたら出血多量であと数分で死んでしまうだろう・・・だが幸いすぐ出血は止まり問題はなかった。しかしスタッフに医療薬品を買いに行ってもらったりして、撮影を一時ストップさせてしまい、河崎監督にも心配させたのには申し訳なかった。
 この様子を見た萩原さんは「いや~あ、男らしいですねぇ!」と興奮ぎみ。彼女は傷ついた男性に燃えるタイプなのかな?(笑)
 まあ、そんなアクシデントがあったものの、このシリーズも撮影終了。

で、今回行われた電エースの撮影だが、某有名SF作家の小説が映画化され、その劇中劇として登場するというもの。どんなSF小説の映画化かは公開日が近づいたら改めてお知らせする。

 ・・・しかしこの撮影に向けてトレーニングしていた時、回し蹴りの練習中、わき腹がグリッ!とまるで内臓がヨジレたようなイヤな感覚と同時に痛みが・・・どうやら肉離れを起こしてしまったようだ。・・・どうも私の肉体は、前後左右の動きの伸縮性には強いが、ヒネリの運動によるパワーにはモロいという構造上の弱点があるようで、以前にも、雑誌「宇宙船」の企画でライダー・アクションを担当した「大野剣友会」への体験特訓を行うという時にも、張り切ってハンマーフックのトレーニングを行っていたら広背筋が肉離れしてしまったりと、以前から度々あったのだ。本当に、ヒネった時内臓がエグレた気分で、かつて広背筋が肉離れした時はべリッと筋肉が剥れた感覚がハッキリと分かったものだ。まあ、それだけに自分の損傷箇所と原因が分かり易かったので、大事にならずとも対処方法をどうすれば良いか?が理解出来ていたので、無理せず傷を深めないように我慢する事は出来たが、分かっているので加減しながら練習したりもするが、つい限界点以上の負荷をかけるとやってしまう。
               
 とはいえ大きなケガをしたワケではないので、根性で1日で自然治癒させて撮影に臨んだ。お蔭様で1日安静にしていたら、翌日には痛みは弱く引いていた。でもクシャミや咳をするとまだ痛いものだ。
 しかしもう何度もやってるので、だいたいどれくらいの損傷具合か分かるので、どれくらい動いても大丈夫か?の加減も分かっている。自然治癒力を高めるには、最近はイメージトレーニングやヒーリングなど精神面での影響も大きいと云われているが・・・私の場合はかのランボーを見習って「痛みは無視する。」かな?(笑)
                           
 で、撮影当日、現場は本庄にあるスタジオなので、秩父線を利用して向かった。4年前の「恋身女子戦隊パティーズ」の時も秩父線で現場へ向かったので、当時を思い出す。
 ・・・でも雨が降ってきたが大丈夫だろうか?と思ったが、本庄駅に着いた頃には雨も止んでいる、こりゃロケ運強いな。
 現場には特撮監督の佛田洋氏、美術デザイナー池谷仙克氏も揃っていて、お二人と会うのも「パティーズ」以来だな。つーか「電エース」でちゃんとした特撮メンバーが着いて撮るなんて事も今回が初めてだ。露天平台の上にミニチュア・ビルのセットを組んでるし。いつもはマンションの屋上か野ッ原で撮ってただけなのに、劇場作品ともなると、こりゃ「電エース」も贅沢だ!・・・でも相手の怪獣は、ただのアロサウルスみたいなレンタル恐竜の着グルミ。今回も谷口洋行君に演じてもらった。メイキングは「コアラ課長」以来のひさびさに作熊ちゃんが撮っている。
 アクションは主に電エースがやられる芝居。しかし今回はちゃんと弾着を付けて火薬爆発までやってるから本格的で良いですな!同時に逃げる人々の撮影だが、この作品の内容上、やたらめったらガイジンが多い。多くの外国人を入国させて〇〇〇とゆーお話なのだ(それは作品が完成するまでのお楽しみ・笑)
 
 撮影の合間に佛田監督に「男たちの大和」の特撮の感想を述べる。かつて「長崎ぶらぶら節 」で戦艦「土佐」を描いたが、その頃まではミニチュに重量感を出させるため、速く動かす事が出来なかったが、CGの発達で重量感を出したまま艦首波を合成し、海上を時速50キロで走る姿が描ける事となった。それに合成したまま画面を揺らす事も出来るようになったのだが・・・
「でも、色々出来るようになったから欲が出ちゃって、佐藤純彌監督があれもやろう、これもやろうと言ってきて大変だった、時間が無いから出来ませんって断ったりして。」それだけ技術的に進歩したという事でしょう。でも主砲の対空弾「三式弾」の効果などは「わかんないから適当にやっちゃったよ。」だって。やっぱりなあ(笑)

 今回の映画の特撮監督は佛田氏だが、「電エース」の演出は河崎監督におまかせで、河崎監督はいつもの熱血指導!得に電エース尻餅ズッコケ演技には力を入れて演出していたッ!(笑)
                  

  それから合成用シーン撮りでブルーバック前での演技を少々行って終了。昼食のロケ弁当を頂いて帰路に着く。今回の映画は本日からクランク・インだが私の出番は初日で終わり。アップの日まで無事に終わってほしいが、野外でのシーンが撮り終わるとまた雨が降ってきた。今回は本当にロケ運強いから大丈夫だろう!
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